NO団体名主な企画内容
19 高森町自然愛護会(長野県) 「先人の知恵に学び河川の自然の活用を考えよう! ―リニア新幹線工事で失われていく河川の自然に着目して―」
南大島川と天竜川の合流点付近の河川敷をフィールドとする。この付近はリニア新幹線工事によって自然が失われる場所である。今まで以上に有用な資源を探索し、先人の知恵を取り入れ、自然を大切にし惜しみながら活用することで、子どもたちの郷土愛をいっそう育むような活動。

速報レポート1 筍・ヨモギ採りと簡単な料理

活動日: 5月20日(土)
活動場所: 福祉センター 天竜川河原
参加人数: 小中学生   15人 / 大人   10人 / 指導者   7人 / 合計   32人
活動内容

9:00 福祉センターへ集合 はじめのあいさつ、今年度の活動の特色(リニア新幹線の橋げた工事の進捗状況を見ながら)、出席確認、会員相互の紹介、1年間の活動計画、諸注意、傷害保険加入手続き、本日の予定など  天竜川河原へ
10:00 リニア新幹線の橋げた工事を見学、筍採集(竹藪の中に入ってたくさん採れた。)、灰汁抜きのための小糠配り、子どもたち・保護者が採った筍は家庭用に持ち帰り 指導者が採った筍は試食に使うことを連絡 この後、ヨモギ採り
11:20 福祉センターに戻って、筍の灰汁抜きと筍の味噌汁作り ヨモギの灰汁抜き(冷凍して1月13日のヨモギ餅つきに使用する。)
11:50 お味噌汁の試食会 この後、片付けをして、日記をかく。次回の予定を連絡して解散。

 活動の流れは、スムーズだった。けがはなかった。筍はハチコという種類で、ちょうど時期が良かったため、たくさん採れて、あちこちから歓声があがっていた。お味噌汁がおいしくできて、お代わりをする子供たちが多かった。新幹線の橋げた工事をみんなで遠望した。橋げたの高さが既存の橋の橋げたと全然違うこと、橋げた1本に往復の線路が通るか、もう一つ橋げたを横へ作って往復とするか、などが話題になった。


リニア新幹線の橋げた

筍採り

筍採り


筍料理

筍料理

筍料理の試食

参加した子どもたちの感想

〇まず、タケノコとりのとき、タケノコはあったけれど、たけがじゃまでむずかしかったです。でも、たくさん見つけたのですごく楽しかったです。最後に、長いのをとりました。すごくうれしかったです。ヨモギはあんまりとれませんでした。でも、少しだけ見つけれてよかったです。ヨモギは葉っぱがたくさんあって、わからなかったです。また、やってみたいです。



〇タケノコ採りをしました。すごくせまくて、葉っぱが多かったけど、タケノコはいっぱいとれました。次にヨモギを採りました。雨がふった後だったから、水たまりが多かったです。ちょっとしか採れなかったけれど、それが、ヨモギもちになるなんてうれしいです。みそ汁を作ったあと、食べてみたらすごくおいしかったです。つけものもおいしかったです。また、キッズサイエンスクラブで作りたいです。



〇今日、竹のこほりにいきました。竹のこほりは、むずかしかったです。いろいろなところに竹の子がありました。竹のこほりにまたいきたいです



〇今日たけのことよもぎをとりました。楽しかったです。まずさいしょに、たけのこをとりました。とるとき、私は、ひっぱってとっていたけれど、先生がまわりをほってからとったので、私もまわりをほってやったらうまくできました。つぎに、よもぎをとりました。よもぎと葉っぱをみわけるのが大変だったけれど、先生がおしえてくれたので分かりました。最後は調理室でたけのこのおみそしるをつくって食べました。家へ持ち帰る竹このも、おいしく食べたいです。