NO団体名主な企画内容
19 高森町自然愛護会(長野県) 「先人の知恵に学び河川の自然の活用を考えよう! ―リニア新幹線工事で失われていく河川の自然に着目して―」
南大島川と天竜川の合流点付近の河川敷をフィールドとする。この付近はリニア新幹線工事によって自然が失われる場所である。今まで以上に有用な資源を探索し、先人の知恵を取り入れ、自然を大切にし惜しみながら活用することで、子どもたちの郷土愛をいっそう育むような活動。

速報レポート3 南大島川・天竜川合流地点付近でクルミ拾い

活動日:2023年9月30日(土)
活動場所:南大島川・天竜川合流地点
参加人数:小中学生12人/大人8人/指導者7人/合計27人
活動内容

8:30 高森町時の駅へ指導者が集合 クルミ拾い準備

9:30 高森町時の駅へ子供たち、保護者集合 出席確認 欠席者へ電話 開会式(時の駅の駐車場で)
 全体の説明と注意:目的地は南大島川と天竜川の合流点付近 正味1,5時間くらい。竹ざおは事務局で用意。クルミ拾いの前にリニア新幹線の工事の進捗状況を見学する。傷テープや消毒液、虫除けスプレーも用意してあるので、必要な人は連絡を。採ったクルミは、一部事務局で預かって、五平餅つくりの時にもっていくことに、家庭へ持ち帰りも可。トイレはないので、ここで、済ましていくこと。何か、あったら、早めに連絡をすること。各家族ごとに出発。

9:30 南大島川と天竜川の合流地点の駐車場へ集合。堤防の上からリニア新幹線にかかわる工事の様子を見学##。「前回より、工事が進んでいます。竹は、根も全部掘って、もう、筍が出ないようにしています。来年は、ここでは、筍採りはできませんね。残念だけれど。クルミの木は、これより南にあるので、来年も採れそうです。橋げたと橋げたの間はどのくらいあると思いますか。100mです。たくさん橋げたがあった方が安定すると思いがちですが、天竜川の水も安全に流す必要がありますね。今、工事が中断していますが、法律があって、5月~9月は、河川の工事は禁じられているそうです。明日から、また、工事が始まります。あの一つの橋げたの上を往復のリニアモーターカーが通るのだそうです。」 竹ざおを2本運んで、クルミの木の下に集まり、クルミがたくさんなっていることをみんなで確認して、竿でたたいて落としながらクルミ拾いを始める######。「頭にあたった。」「いっぱい落ちてきた。」「クルミの実がこんな風になっているとはおもわなかった。」「初めて見た」などの声。
10:30 終了して、片づけ。ほとんどの子どもたちがビニル袋へ入れて家へ持ち帰った。五平餅用は、お米の袋半分くらいが2袋くらいあった。
11:10 日陰や車の中で日記を書く。11:30ころ、流れ解散。

子供たちの感想

  • (6年)今日はクルミ拾いをしました。クルミを拾っているとき、クルミが頭にぶっつかっていたかったです。でも、すごく拾えたのでよかったです。このクルミを次回、五平餅にして食べるので、すごく楽しみです。今日は暑かったけれど、いっぱい拾えてよかったです。早く五平餅を作って食べたいです。今日もみなさん、ありがとうございました##。
  • (5年)今日のクルミ拾いは、落としたのを拾う戦争だった。戦争に買ったり負けたりスルーしたりして、とても、楽しかった。クルミ戦争はとてもはげしく、白熱しており、おもしろかったと思います。大変でした。みんなと量を比べると、敗北していました##。


リニア新幹線の橋げた工事の見学

クルミの実

クルミ採りとクルミ拾い


クルミ採りとクルミ拾い

クルミ採りとクルミ拾いの絵(6年生)

クルミ採りとクルミ拾いの絵(5年生)



速報レポート1 筍・ヨモギ採りと簡単な料理
速報レポート2 南大島川・天竜川合流地点付近で魚採り
速報レポート3 南大島川・天竜川合流地点付近でクルミ拾い
速報レポート4 前回拾ったクルミを使った五平餅つくり
速報レポート5 竹を使った来年の干支「辰」作り

■別年度のレポート
2024年度 天竜川の河原に現れた小川周辺の豊かな自然を満喫しよう! 実施レポート
2021年度 大島川を探検し、自然の営みを感じ川の恵みを発見して活用しよう。 実施レポート
2020年度 郷土の自然を探索し、先人の知恵に学びながら自然と触れ合ったり自然を活用したりする楽しさを満喫しよう。 実施レポート
2015年度 高森キッズサイエンスクラブ(TKSC)大自然の中に浸り、楽しさ、おもしろさ、不思議さをいっぱい体感しよう ~わくわくどきどき天竜川~ 実施レポート

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