NO団体名主な企画内容
46 ウエットランドフォーラム(福岡県) 「和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー2024」
小学4年生~中学3年生までの子どもたちが、和白干潟の環境保全と啓発のために活動する。主な役割は「干潟の生きもの探しや不思議さ、面白さを発見し、体感して楽しむこと」「干潟の大切さや感動を人に伝えること」の2つで、観察会での生物調査・記録の実施やイベントの開催で、干潟保全の意識向上の一翼を担う。

速報レポート6 夏休み和白干潟市民調査

活動日: 2024年7月21日(日)
活動場所: 福岡市・和白干潟(五丁川河口)
参加人数: 小中学生 12人 / 大人 13人 / 指導者 1人 / 合計 26人

<活動内容>
14:30 あいさつ
14:40 五丁川に下りて生きもの探し
15:10 五丁川河口まで移動
15:15 小休憩
15:30 干潟で生きもの探し
16:20 見つけた生きものの確認
16:30 おわりのあいさつ
16:35 生きもの撮影、観察
17:00 終了

塩浜ポンプ場前に集合してイベントがスタートしました。市民調査ということで初めての方が4組ほど(ですかね??)参加してくれた。気温は34℃ほどで、最初の観察場所の五丁川ではジリジリと日差しを受け暑かった。五丁川河口は泥が柔らかく、簡単に深くイボってしまうため、階段上を中心に探した。ここでは動き回るフナムシと転がっているウミニナを横目にカニの赤ちゃんたちをたくさん見つけた。特にハクセンシオマネキの赤ちゃんには歓声が上がった。



水分を十分に取った後、海側の五丁川河口の干潟で調査再開。熱くなった長靴を海水に浸けて、潮風を受けてホッとし、気持ちよさを感じた。体の温度が下がり、元気になった参加者一同はマガキなどの貝類の間のトサカギンポを見つけたり、海でガサガサして大きなガザミやウロハゼを捕まえたり、ここで一気に種数を増やすことに成功。







散歩中のネパール人の学生さんたちも並べられたたくさんの生きものに興味深々。暑さを心配した調査だったが、結果57種の生きものを見つけることができた。




<子どもたちの感想>
Kさん(13才)
最初に行った場所はとてもいぼる場所で「ハクセンシオマネキ」のあかちゃんがたくさんいました。赤ちゃんはたくさんいたけど「大人」がいなかったのが不思議です。ハKセンシオマネキは小さいハサミでエサを取ることを知りました。だからメスは効率よくエサを取ることができるけど、オスは効率よくエサを取れないということに初めて気づきました。トビハゼがいることにもびっくりしました!!
最後に行った場所は色々な生き物がた〜くさんいて楽しかったです。じっさいに探して見ないとわからないことがたくさんあるのでたくさんの人に干潟の大切さを伝えたいです。環境によって生物が変わってくるので色々な環境を未来に残したいです。今日はネパールの人に干潟の生き物を少し紹介できたので良かったです。
わじろに住んでいる人が干潟の大切さを知らないのがざんねんです。どうやったら周りの人が干潟の興味を持ってくれるのかを調べて見たいです! (アオサがたくさんあって見ためが悪いから?)
「ヨウジウオつかまえれてうれしい!!」

Oさん(13才)
夏休み2日めの参加で少し疲れていたが、イダテンギンポやイシガニなど、様々な生物を見ることができて楽しかった。自分としてはゴイサギやミサゴなどの野鳥を少しだけれど見ることができてうれしかった。いろんな人と生物を通してこうりゅうをすることができた。また参加するときは大物をねらって活動したい。

Fさん(12才)
はじめて土に埋もれたらどうしようかと考えていた。けど、楽しかったです。
カニがいっぱいいておどろきました。テッポウエビがパチンといっていてたのしかったです。

Tさん(10才)
干がたでたくさん生き物を見つけて楽しかったです。生き物のせいたいを知れて楽しかったです。これからもガタレンジャーを続けていこうと思います。

Yさん(12才)
ふだんあまり見ることのない生き物をたくさんさわったり観察したりできて楽しかったです。暑かったけどいい経験になったので良かったかなと思います。
また家族で行きたいです。



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■別年度のレポート
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