NO | 団体名 | 主な企画内容
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ウエットランドフォーラム(福岡県) |
「和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー2024」 小学4年生~中学3年生までの子どもたちが、和白干潟の環境保全と啓発のために活動する。主な役割は「干潟の生きもの探しや不思議さ、面白さを発見し、体感して楽しむこと」「干潟の大切さや感動を人に伝えること」の2つで、観察会での生物調査・記録の実施やイベントの開催で、干潟保全の意識向上の一翼を担う。 |
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速報レポート8 秋の干潟の市民調査
活動日: 2024年9月16日(月・祝)13:30〜15:30
活動場所: 福岡市 和白干潟・和白川
参加人数: 小中学生 16人 /大人 21人 / 指導者 2人 / 合計39人
<活動内容>
9月16日(月・祝)「秋の干潟の市民調査/30種類の生きものを発見するぞ〜!!」を実施しました。
13:30に近くの和白駅横の公園に集合しました。3時ころから小雨が降るという情報がありましたが、“通り雨”程度だから大丈夫だろうという判断で干潟に向かいました。むしろ熱中症の方が心配だったので、小雨はクールダウンになるくらいに考えたのが誤りでした。
干潟に出ると、早速、参加者は足元の無数のコメツキガニを追いかけ始め、ハクセンシオマネキのいる場所ではじっと巣穴から出てくるカニを観察したり、川の中でガザミを捕らえるのに夢中になっていました。この場所は大きな岩の表面には多数の貝類やイソギンチャクが見られ、岩の下にはケフサイソガニが複数見らます。
干潟の生きもの多さに参加者の目が慣れ始めた頃に、黒い雲があらわれ、大粒の雨が降り始め雷も鳴りました。干潟では逃げ場所がなく、堤防の木陰に逃げましたが、木陰も危ないので、早々に干潟を引き上げ、そばのアパートの軒先を借りて雨宿りしながら、小降りをねらって駅や駐車場に向かいました。幸い全員無事に帰路につくことができました。
今後の観察会では、今までの経験だけではなく、事前の気象情報の詳細なチェックとリスク管理を今まで以上に考えなければならないと痛感しました。
残念ながら30種類以上の生きものを観察することはできませんでした。
[甲殻類]・コメツキガニ ・ハクセンシオマネキ ・ケフサイソガニ ・マメコブシガニ ・テッポウエビ ・ガザミ
[貝類]・アマガイ ・ウネナシトマヤガイ ・マガキ ・ヒメコザラガイ ・ホソウミニナ ・ウミニナ
[ゴカイ類]・コケゴカイ ・タマシキゴカイ ・イソゴカイ [海藻類]・アオサ
[その他]・タテジマイソギンチャク
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■別年度のレポート
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2017年度 和白干潟の子ども調査隊・ガタレンジャー 実施レポート
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