わんぱく登山部　7月活動速報レポート　親子で国際交流隊！（特別活動）

登山（自分の趣味）を通じて国際交流をする楽しさ
韓国との出会い
日韓交流の伝承

日韓の高校登山部による交流登山大会へのわんぱく登山部の参加。（山岳連盟行事への参加）
広島県山岳連盟と大邱広域市山岳連盟の１０年以上つづく交流活動の一環で、ほぼ毎年行われているもの。今年は正式な韓国からの広島への訪問。６日間の広島滞在の中で、日韓高校生の交流を中心に、歓迎パーティーやキャンプ、登山活動が行われた。
わんぱく登山部では、以下を企画して部員・家族などの参加を募り、下記のように参加があった。

(1)歓迎パーティーへの参加（参加費にカンパ含む）　　４家族９人参加
(2)三段峡歩き（山歩きで交流！）　　　　　　　　　　こども１人参加
(3)牛小屋高原でのキャンプ（キャンプで交流！）　　　１家族４人参加
(4)市内観光案内（ショッピングモール案内で交流！）　１家族４人参加

はじめは戸惑いながらも、みなさんそれぞれに楽しんでいた様子。
歓迎会もこども達＆お母さん方のおかげでそれぞれの場所が盛り上がった。フレンドリーに話しかけられる子、いたずら好きな子、英語、韓国語の得意なお母さま方、若くてファッショナブルなお母さま方（！）などなど、近年60代以上の占める割合が90％くらいありそうな広島県山岳連盟ではなかなか見られない光景。
登山交流では、こども一人が参加。ロングルートの三段峡歩きで途中「しんどい～…（エスケープしたい）」と弱気になったこどもも、終わって保護者が送ってくださった報告では「来年も行く？と聞いたら、あたりまえじゃん！だそうです・笑」。韓国の高校生や先生たちはとても優しい。登山途中もずいぶん親切にしてもらったようだった。かなりの恥ずかしがり屋なのか普段の活動でもほとんどしゃべることはない子なのだが、最後は「カムサハムニダ～」と比較的はっきりしゃべっていたのに驚いた。
キャンプに参加してくださったご家族も、キムチ交流（キムチを大量に持ってきていてふるまってくれる）に加わったり。楽しんでくださったようでありがたい。
　市内観光交流では「ショッピングモールのお買いものサポート」に、もうひと家族参加。昨年、剣岳での日韓交流に参加したこどもの家族である。剣岳でとても可愛がり、親しくして下さった「黄（ファン）先生」が広島にやってくる、ということで会いにいらっしゃったのだ。黄先生も期間中いつもお土産を手に「今日来るか、明日来るか」とやきもきしていらっしゃった。5日目にようやく出会えて大変うれしそうでした。

こども達やその家族にも、この交流の場をつなげていきたい。次世代につなげていく努力をしなければどんなに素晴らしいものも断ち消えてしまう。
わんぱく登山部の日韓交流参加は昨年からはじまり、今年で2回目。だんだんこども達とそのご家族にも認知され始めてきた。いい傾向。今のところ告知し、ただ参加を呼びかけるだけに終わっているので、もっと仕掛けていけるような企画ができたらいいな、と思っている。
だが、わんぱく登山部は韓国の「歓迎ぶり」を“まだ”知らない。今年は「なんとなく交流」という感じだろうが、本当の交流の気持ちが生まれるのは「行ってから」である。（ここが日韓山岳連盟の交流のスゴイところ！）
こども達の間では「韓国の山に行こう！」という話題もあがってきている。次につなげて行きたい。

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