NO団体名主な企画内容
21 若狭町立岬小学校・若狭町立三方中学校岬分校(福井県) 「PRIDE OF MISAKI(岬の誇り)」
自然豊かな若狭湾地方を舞台に、伝統の大敷網体験や干物作り体験を学び、郷土愛や自尊感情を高める企画。町役場と連携し、干物作りで町おこしに参加する。生徒の創意工夫が地域社会との笑顔の交流を生み出す活動。

活動レポート10 「熊川いっぷく時代村イベントでの販売体験活動」

日 時:10月7日(日)
場 所:鯖街道熊川宿「熊川いっぷく時代村イベント会場」(若狭町熊川)
参加者:全校児童生徒
協力者:保護者および若狭町産業課特産振興販売室・熊川いっぷく時代村イベント実行委員会・お客様方
活動報告

「時代村」というイベントの趣旨に添って、会場内の商品運搬は大八車を使いました。子どもたちの「やる気スイッチ」が入るチャンスになりました。

はじめてのお客様は、「干物作りのローカル放送を見たので、この日を楽しみにしていた。」という嬉しいお客様でした。

通りの横手が出店テントだったのですが、子どもたちが干物を持って通りへ出て、呼び込みを始めました。これにはびっくり。嬉しいアイデア。


子どもたちの心を込めた販売が通じ、「干物とたこめしと、子どもたちから元気をもらった。」と、笑顔のお客様がたくさんおられました。

たこめし91個が、約40分で完売。このあと、多くの方々が、売り切れたことを知って残念がってくださいました。「来年は200個頼む。」と。

12時過ぎには、113個の干物も完売。「がんばったなあ。」とお客様が一緒に喜んでくださいました。「笑顔の交流」大成功。たくさんの笑顔が満開。

成果

 大敷網漁や干物作りなど、地域の特色ある体験活動を長年継続していますが、今回は、イベント会場での販売体験活動も実施しました。日頃の児童生徒を見ていると、おとなしくて消極的なのですが、この日は、大張り切りで見違えるほどでした。一人の児童が進んで呼び込みを始めると、次々に続き、日ごろの様子が嘘のようでした。また、「いらっしゃいませ。」とお客様を迎える姿や、干物やたこめしをお客さんに渡す姿も堂々としていました。地域の自然を生かした連続性のある体験、そして、その体験を通しての人々とのつながり、体験活動で児童生徒は間違いなく成長しました。今回の目標「笑顔の交流」を予想以上の成果で達成しました。また、販売を通して常神半島のPRをしましたが、「地域だけでなく、立派に町おこしをした」と絶賛の声をいただくこともできました。今、体験の大切さ、素晴らしさ、そして、地域と学校の一帯感を満喫しています。

環境

 今回のイベント会場となった熊川宿は、福井県小浜市と滋賀県高島市今津町のほぼ中間点に位置し、江戸時代を通して繁栄した鯖街道随一の宿場町です。その古い街並みが美しく重要伝統的建造物群保存地区[国選定]となっています。車で約1時間、同じ若狭町内ですが、遠くて訪れる機会が少ない地です。海辺の常神半島から参加したことをとても好意的に受け止めてもらうことができ、町民みんなで「町おこし」ができました。



活動レポート1 「3・4年 突撃インタビュー 神子の山桜をPR」
活動レポート2 「1・5年 ちまき作り」
活動レポート3 「出張キャンパス ~海はふしぎな生き物だらけ~」
活動レポート4 「神子海岸掃除」
活動レポート5 「大敷網体験事前学習」
活動レポート6 「大敷網体験活動」
活動レポート7 「類塾かみなか長期宿泊児童生徒との交流および体験活動」
活動レポート8 「『たこめし』イベント販売体験に向けて」
活動レポート9 「干物作り体験活動」
活動レポート10 「熊川いっぷく時代村イベントでの販売体験活動」

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