NO団体名主な企画内容
21 若狭町立岬小学校・若狭町立三方中学校岬分校(福井県) 「PRIDE OF MISAKI(岬の誇り)」
自然豊かな若狭湾地方を舞台に、伝統の大敷網体験や干物作り体験を学び、郷土愛や自尊感情を高める企画。町役場と連携し、干物作りで町おこしに参加する。生徒の創意工夫が地域社会との笑顔の交流を生み出す活動。

活動レポート5 「大敷網体験事前学習」

日 時:7月3日(火)
場 所:岬校ランチルーム
参加者:全校児童生徒(岬小学校15人・岬分校4人)
協力者:常神須崎定置網組合の橋本さん
活動報告

今年の事前学習講師は常神で漁師をされている橋本さん。小学生にも分かりやすいようにと手作りカードを準備してくださいました。

毎年行っている事前学習ですが、講師の方によって話し方が違うので、毎回新鮮です。今回は、獲れた魚の流通についても教えてくださいました。

橋本さんは、じゃんけんチャンピオン大会も取り入れ、チャンピオンにはメバルのフィギュアをプレゼントしてくださいました。


橋本さんからお話をお聞きした後は、児童生徒が住んでいる3区別に集まり、大敷網体験活動の日の予定や準備物などの確認をしました。

早起きをしなくてはいけないので、みんな真剣にメモしながら確認していました。

豊漁や魚の種類を期待する声も聞こえてきました。体験活動に胸ふくらませる子どもたちの姿は、やっぱり最高です。

成果

長年、地域の産業の代表である大敷網漁の体験活動を実施しています。そして、その漁法や漁師さんの仕事などについて理解を深めるために事前学習は欠かせません。また、地域についての理解を一層深めるためにも事前学習は大切です。顔見知りの地域の方に直接教えてもらえることも大変有効です。講師をしてくださる地域の方も、子どもたちのために、と張り切ってくださり、毎回、ありがたく感じています。
今回も、漁師という自分の仕事と獲った魚の流通について、手作りカードを使いながらとてもわかりやすく話してくださったので、児童生徒は自然に耳を傾け、無理なく聞き入りよい事前学習ができました。お話の後の質問タイムにも次々に手が挙がり、翌日の大敷網体験活動への期待の大きさが伝わってきました。

環境

岬校区の常神・神子・小川では、定置網の一種である大敷網で漁をしています。そして、児童生徒のほとんどの家族が大敷網漁に関わりをもっています。児童生徒が、地域の大切な大敷網漁に理解を深め体験することは、欠かせない環境にあります。また、漁業関係者の方々の児童生徒や岬校への協力も手厚く、岬校は地域に支えられている環境にあります。岬校がある常神半島の自然はすばらしいですが、同様に人と人のつながりもあたたかくてすばらしいです。PRIDE OF MISAKI。


活動レポート1 「3・4年 突撃インタビュー 神子の山桜をPR」
活動レポート2 「1・5年 ちまき作り」
活動レポート3 「出張キャンパス ~海はふしぎな生き物だらけ~」
活動レポート4 「神子海岸掃除」
活動レポート5 「大敷網体験事前学習」
活動レポート6 「大敷網体験活動」
活動レポート7 「類塾かみなか長期宿泊児童生徒との交流および体験活動」
活動レポート8 「『たこめし』イベント販売体験に向けて」
活動レポート9 「干物作り体験活動」
活動レポート10 「熊川いっぷく時代村イベントでの販売体験活動」

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