活動レポート(7)日 時:2012年8月21日(火)9時~10時
今日のテーマ
場 所:明石市立鳥羽小学校 家庭科室・中庭 参加者:明石市立鳥羽小学校3~5年生の児童14名(3年生4名・4年生8名・5年生2名) 指導者:明石 のはら くらぶ スタッフ3名・森林インストラクター 田中義則氏 連携先:明石市立鳥羽小学校 協力者:鳥羽まちづくり協議会(地縁組織)3名・PTA3名・教員3名・学校警備員1名 合計28名 『夏休みスペシャル企画・草笛名人にチャレンジしよう!』第4回目 明石市立鳥羽小学校での第4回目は夏休みということもあり、子どもたちからのリクエストで「草笛」にチャレンジしました。みんなのために、兵庫県の西・たつの市から草笛名人・田中義則さんがきてくれました。まずは、草笛コンサート、たった一枚の葉っぱでステキなメロディーが奏でられます。子どもたちも音がでるだけではなく、なんとか音階を出したいと意欲満々で、草笛名人の息の入れ方や葉っぱの押さえ方など、注意深く観察していました。コンサートの後、名人から草の選び方や持ち方、息の入れ方など丁寧に一人ずつ教えてもらいました、真剣なのは、子どもだけではありません。まち協のおじさんもPTAのお母さんも、先生も、のはら くらぶスタッフもみ~んな一緒に「ピーピー」「ブゥ~」なんとかメロディーを奏でたいと必死でした。なかなか難しいのですが、さすが子どもたち、何人かは少し音階が出る子もいました。きれいな音が出たときの輝くような笑顔が校庭に広がりました。 ・虫がいっぱいいて、かんさつできる・いろんな草や木、虫がいっぱいいるところ ・緑いっぱいの校庭。実のなるものがあっても楽しいですね。 ・緑いっぱい、果物いっぱいの校庭になったらいいなぁ。 短い時間でしたが、あっと言う間にこれだけの意見が出ました。そして、次回は、まずは、今どんな校庭なのか、班に分かれて調べていこうということになりました。 朝早くからの活動でしたが、今日もまち協のおじさんたちやPTAのお母さんたちがお手伝いに来てくださいました。先生方も受付などのサポートをしてくださるなど、連携・協働の輪が広がっています。 草笛コンサートでは、ステキな音色にうっとり・・・その後、名人から音が出やすい葉、使ってはいけない葉など、詳しく教えてもらい、一人ずつ丁寧に、葉を持つ角度や息の入れ方をみてもらいました。 大人も子どもも一緒に必死で草笛修行中!あちこちで「ピーピー」少しずついい音が聞こえるようになってきました。でも、なかなかメロディーにはなりません。「名人ってすごいひとやん!」体験を通してわかりましたね。 中庭でもいろんな葉っぱで、試してみました。「この葉っぱ音がでやすいよ!」とみんなで葉っぱ研究がはじまりました。 草笛の後は、今日の草花あそび−アカメガシワの赤い新芽が出ていたので、ガムテープにペタンと貼りつけると、かわいい葉っぱのスタンプのできあがり! 耐震工事中でフェンスで囲まれ狭くなった校庭にもたくさんの小さないのちがくらしていました。 ・草笛で歌がふけてしかも音階があってびっくりした。 ・いつも楽しそうに草笛をふく子ともがうらやましかったのですが、今日体験してみて、自分にもできて一緒に楽しむことができました。ありがとうございました。すみません、お手伝いではなく、自分が楽しんでしまいました。 ・草笛のたのしさを知れました。もっといろんな草で試してみたいです。ありがとうございました。 北校舎の耐震工事が始まって、校舎を削るすごい音、工事車両も頻繁に出入りする自然観察にはとても適さない状況の中での実施でしたが、だからこそ、ささやかな中庭の草木の中にもたくさんの小さないのちの営みがあることを子どもたちは身体と心でいっぱい感じてくれました。これこそ、私たち「のはらくらぶ」が次代に伝えていかなければと思っている大切なこと・・・子どもたちの「他の友だちにも教えてあげたい」「校庭にはまだまだおもしろいものがあるね」という何気ない言葉や笑顔を通して、伝わったなと感じる瞬間が何度もありました。 活動レポート(1) 『土は生きている!!』 活動レポート(2) 『むしむしたんけん隊』 活動レポート(3) 活動レポート(4) 『自然たんけん隊・全体会(第1弾)親子で夕方の森をたんけんしよう』 活動レポート(5) 『自然たんけん隊・全体会(第2弾)夏休み自然たんけん隊IN明石公園』 活動レポート(6) 『夏休み校庭の自然たんけん隊IN赤穂アフタースクール』 活動レポート(7) 活動レポート(8) 活動レポート(9) 活動レポート(10) プログラム検索に戻る |