NO団体名主な企画内容
40 NPO法人 シニア自然大学校 子ども教育部門(兵庫県) 「ジュニア自然大学(服部教室) 第12期「こどもゆめくらぶ」」
野菜栽培などの農業体験を中心に、自然や生き物と触れ合う多様なプログラムを通して命の大切さを学ぶ。本科コースでは夏野菜やサツマイモの植付け、じゃがいもやタマネギの収穫、自然観察、古民家での昔の暮らし体験をし、1年間の本科コースを卒業したメンバーは田植えから稲づくりを体験する。

速報レポート1 開講式

実施日時  :4月20日
実施場所  :日本民家集落博物館内、
参加小学生数:本科42名、セカンド24名、保護者:60名、学生:3名、スタッフ:28名、

今年の第12期「こどもゆめくらぶ」の開講式は、本科コースに初めて参加する子ども達42名を、異年齢の縦割りの4班編成にして、セカンドコースの24名の子ども達も一緒に、保護者の皆さんも参加して開講式典を挙行しました。毎回、子ども達には自分達の畑で野菜を育てる「農作業」を通じて、「命を育てる」ことから命のつながりに気づいて貰い、収穫した野菜を具材にした「おみそ汁」と持参したおにぎりで、「いただきます」の言葉と共にお昼ご飯を皆で一緒に食べながら、日本古来の食事の文化を体験させます。
また、異年齢縦割り編成の10名ほどの子ども班の活動を通じて、お友達や小さな子ども達に対する「思いやりの心」と「命の大切さ」を育んで行きます。
開講式は、先ず“こどもゆめくらぶ”は歌声から幕が開くとの先輩達のとおり「ひとりの手」を皆で大きな声で歌います。
その後、シニア自然大学校の斉藤代表や民家集落博物館の井藤館長の挨拶とリーダーの紹介などがあり、全員一緒に今年一年間のスタートを記念して写真を撮りました。 


第12期「こどもゆめくらぶ」開講式 4月20日

皆で大きな声で「ひとりの手」を歌いました

民家集落博物館の井藤館長のご挨拶です

午前中には、各班毎に先ずは初めての自己紹介などアイスブレーキングをして、各自の名札作りと班の旗作りをしました。
保護者の皆さんには、子ども達がこれから12月の修了式まで自分達で農作業をする「畑」の説明をします、原則として雨が降っても農作業は毎回午前中に行なうので、動きやすい雨合羽や長靴を用意して貰いたいとお願いします。


保護者へ子ども達が耕す畑の説明です

4班の子ども達の名札と 班の旗が出来上がりました


今日のお昼ご飯は、持参したお弁当を保護者も一緒に、「いただきます」の言葉をそえて楽しく食べました。
お昼休みには、各班毎に竹の子の生長の観察を始めます、皆で決めた竹の子の生命の育ち方を観察をしていきます。


3班のお友達と保護者の皆さん

2班のお友達と保護者の皆さん

1班のお友達と保護者の皆さん


竹の子の根っこのお話と

竹の子の高さを測りました

午後からは、この日のメインイベントである一年間お昼ご飯に使用する「竹のお椀」と「お箸」を、保護者の介助も受けながら、自分達でのこぎりと小刀を使って作ります。
小学生の低学年の1~2年生にとっては、全く初めての未経験の危険を伴なうカリキュラムですし、保護者の皆さんにとっても、小刀を持った事が無い方も、最近は大勢おられる場面で、リーダー達にとって最も気を使う時間でした。
お蔭さまで、今年は全く怪我など事故は無しに、子ども達は殆んど完成する事が出来ましたが、一部の子どもは持ち帰って、各家庭での宿題とはなりましたが。


ノコギリで初めて竹を切ってみました

お椀の出来上がり

竹を切ってお椀を作りました

最後のプログラムは、振り返りを書くことですが、1年生の子ども達は例年の事ですが、まだまだ字が書けない
子どももいてリーダー達は少し大変でした。


初めて小刀でお箸を削ってみました

お友達との初めての出会いなどをふりかえりに書きました

今年の開講式は、良いお天気にも恵まれ、保護者は60名ほどの皆さんに参加していただけ、3名の学生達も応援に駆け
つけてくれて、28名のスタッフと共に、思い出に残る素晴らしいスタートの一日になりました。



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