NO団体名主な企画内容
22 高森町自然愛護会(長野県) 「高森キッズサイエンスクラブ(TKSC)大自然の中に浸り、楽しさ、おもしろさ、不思議さをいっぱい体感しよう ~わくわくどきどき天竜川~」
子どもたちが危険と認識している天竜川には、実は魅力的な素材がたくさんある。カブトムシやナナフシなどの昆虫採集や、アマゴのつかみ取り、竹のやじろべえ作りなど、地元の川にある素材を活用して行う企画。

速報レポート2 天竜川の川原で造形遊び

日時  7月30日(日) 朝9:30~11:30
集合場所  天竜川弁天岩
参加人数 児童:21人 保護者:1人 高森町自然愛護会:6人
実施概要

(1)旧下市田学校へ集合、高森町のマイクロバスで天竜川の弁天岩付近へ移動
(2)紙芝居で造形遊びを説明 以下の写真は、説明に使った写真(松川東小学校3年)


おじいさんと子ども




山(象形文字)

ワニに食べられちゃうよう!

タコのおばけ

(3)実例を紹介 象と人間の消化器官(下の写真)


人間の消化器官 写真上部に顔を描いてある。石と石の間がのど。ごみがまとめておいてあるところが胃。ここでは食道が短い。あと、写真の下に肛門がある。

(4)まず川原で造形遊び 40分たって、発表会
(5)おやつタイムの後、弁天岩で造形遊び 40分たって、発表会
(6)スイカを食べた後、旧下市田学校へもどって、感想用紙へ記入、いろいろ連絡後、解散


造形遊びの説明

発表会を始めるところ

カブトムシ:「角に当たる枝が斜めに伸びていたので、思いつきました。目に当たるところに石が置いてあります。」


うさぎ:「平らな石、細長い石、小さな石などを使って、うさぎの顔をつくりました。

漫画のキャラクター:「石を探していたら、ちょうど、漫画のキャラクターに似た石があったので、つくりました。」

魚とその口:全体が魚の形に似たいしがあったので、目とえらと口に当たる所へえさをおいてつくりました。」


滝:「岩の中に水たまりがあったので、竹を拾ってきて滝をつくりました。」

感想記入用紙1

感想記入用紙2

まとめ

 はじめに、造形遊びの意義とともに豊富な例を示しました。その例が、同じ場所だったことから、子供たちもイメージが膨らんだ様子でした。まず、川原での造形遊びでは「できなかった。」という子どもが3人ほどいましたが、その子どもたちは、弁天岩に移ってから、魚、滝、その他の造形遊びに興じていました。結果的に、何も作品ができなかったこどもはありませんでした。子どもたちが、モアイ、と呼んだ崖が大きな水たまり(約10m)の先にありました。その口に当たる部分が、ポットホールになっていて、穴があいています。その口に石を投げ入れるゲームをして遊びました。大変もりあがりました。



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