NO団体名主な企画内容
12 NPO法人宍塚の自然と歴史の会(茨城県) 「いきものいっぱい お米ざくざく 子どもすくすく 田んぼの学校」
"谷津田での稲つくりを、種まきから収穫、脱殻、もちつきをして食べるまでを行いつつ、田んぼと里山で生き物や自然環境の観察を行う。在来農法と現在の機械化された農法の特徴などについても学ながら「田んぼ日誌」で記録していく。"

速報レポート4 田んぼ観察会

日時 :5月12日(日曜午前)
参加者:小中学生19人 幼児11人 大人30人 講師+スタッフ2人

 田んぼの学校校長の嶺田拓也先生が講師。宍塚のいろいろなタイプの田んぼを廻りながら、田んぼのしくみ、機能、イネ以外にそこで育つ植物動物などを学ぶ観察会です。集合場所のすぐそばの田んぼは稲ではなくレンコンを育てる田んぼです。表面にイチョウウキゴケやウキクサがたくさんういていたので、採集して皆で観察し、水をいれる水路と排水する水路などについても学びました。田植えの終った田んぼの縁では、あくさんのミジンコ、ゲンゴロウの仲間やタニシなどを観察。休耕田にも立ち寄りました。里山に入ってすぐ、田んぼの学校の田んぼがあります。ここは田植え前なので、子どもたちは田んぼの中に入り、オタマジャクシ、カエル、蜘蛛などたくさんの生きものを見つけました。この田んぼの水の源となっている宍塚大池まで歩きました。宍塚大池は雨水とわき水をせきとめた溜池です。稲を育てる以外にも田んぼにはたくさんの役割があることをしっかり学べる観察会となりました。




 初めは集合場所近くの蓮田です。田には稲以外のものを作るものがあること、田には水をいれるしくみと出すしくみが必要なことなどを学び、浮いている草(イチョウウキゴケ 絶滅が心配されている植物)などを観察しました。その先の田植えの終った水田では、ゲンゴロウ、タニシなどの他、たくさんのミジンコがいることを学び、レンズつきカップにいれてよく観察しました。休耕田にもたちよりました。




 里山の中の田んぼの学校がこれから田植えする田んぼに、入りました。
 へりの水路ではオタマジャクシやアメリカザリガニなどをつかまえたりしました。里山の田の周辺に多いニホンアカガエルを捕まえた子もいました。蛙の持ち方も指導しました。



 谷津の田んぼの水源である宍塚大池に到着し、解散しました。


田んぼ観察会の感想

参加者の子どもたちから よせられた葉書です。



速報レポート1 田の草取り
速報レポート2 開校式
速報レポート3 種まき
速報レポート4 田んぼ観察会
速報レポート5 しろかき(代掻き)
速報レポート6 田植え
速報レポート7 さなぶり(早苗饗)
速報レポート8 生き物調べ
速報レポート9 かかし作りと稲の花の観察
速報レポート10 藁細工用藁の刈り取りと整理、栗の収穫
速報レポート11 稲刈り

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