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34 自然と文化の森協会 猪名川キッズクラブ(兵庫県) 「尼崎の宝物。田能のヒメボタル~ヒメボタルが乱舞する風景を取り戻そう~」
ヒメボタルの生息地を保全するため、①発光観察会、②幼虫の生息調査、③生息地を保全する活動やヒメボタルについての学習、④ヒメボタルがすむ環境を楽しむ等の活動に取り組む。

速報レポート1 自ヒメボタルの生息地を保全する活動  〜竹林に竹囲いを造ろう〜

実施日 2020年 3月15日(日) 9:40〜15:00
実施場所 尼崎市農業公園
参加者 小中学生 16人 幼児  9人 大人 16人 指導者 8人 参加総数 49人
主な内容

1.竹林への竹囲いの設置
2.生息地の生き物観察

 ヒメボタル。都市開発で河畔林や竹林・社寺林がなくなり、本来の生息場所を追われ、現在は田能地域の一部にしか生息していません。メスは飛べないため移動性は小さく、絶滅の危機と隣り合わせの状態です。兵庫県のレッドデータブックでは“最近 減少が著しい種”として「要注目」に指定されている。尼崎唯一の自然の蛍:ヒメボタルが乱舞する風景を取り戻すため、生息地の保全活動に取り組みます。そのため、「①発光観察会。②幼虫の生息調査。③生息地を保全する活動やヒメボタルについての学習。④ヒメボタルがすむ環境を楽しむ等の活動に取り組む」ことにしています。

 3月15日。農業公園のヒメボタル生息地を守ための2回目の活動でした。前回に試行的に竹囲いを設置しましたが、農業公園を管理されている尼崎市農政課さんから「同様に継続して設置しても良い」という了承を得ましたので、竹囲い設置作業の続きをおこないました。前回に引き続いて参加頂いた方が多くおられ、大人も子どもも慣れた手つきで作業にかかります。




 竹を割るのは、最初だけ大人に手伝ってもらうと、あとは子ども達ががんばって割ってくれました。初めて見る竹割道具を使って、楽しそうでした。切った竹を運ぶのも子ども達です。子ども達が作ってくれた竹を、ママさん達がフェンスに取り付けていきます。





 温かいお汁粉とお昼ご飯を食べて、午後も頑張りました。午後から手伝いに来てくださった方もおられました。みんなの力で、竹林北側フェンスの半分くらいまで設置することができました。田能のかぐや姫:ヒメボタルが竹林で乱舞するのを楽しみに、あと少し頑張りたいと思います。

参加者の感想]

  • 農業公園で竹をはりました。運んだり、竹に竹割り機を置いて、ハンマーでたたきました。のこぎりで竹を切るのが難しかったです。
  • 始めて竹を切って楽しかった。ホタルが住んでくれたら嬉しいな。
  • 竹を切ったり運んだり割ったり初めて経験できました。ヒメボタルが安心して暮らして欲しいです。



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