NO団体名主な企画内容
46 広島干潟生物研究会(広島県) 「広島デルタの千潟に出かけ、生き物たちを見て、触って、研究しよう。」
年間潮位差4メートルを誇る広島湾を中心に、そこに生じる広大な千潟に市民や子どもたちを誘い、そこに棲む生き物を観察し、触り、豊かな自然と営みを体感してもらう。そこから課題を見つけ研究に発展させる子どもを育成する企画。

速報レポート5 第3回観察会「市内陸地部唯一の自然海岸に行こう」

活動日 2021年6月27日(日)  16:00~17:30
活動場所 広島市南区向洋沖町 猿猴川河口東側
参加人数 128名(幼児15名、小学生44名、中学生4名、高校生3名、成人62名)
     成人・高校生のうち、指導者4名
活動内容

 広島干潟生物研究会主催の、「第3回干潟観察会」が猿猴川河口で行われました。(第2回は緊急事態宣言のなか、中止しました。)市内陸地部で自然護岸がかろうじて残る3か所のうちのひとつであり、貴重な場所です。広島市民として、ぜひ知っておいてほしい場所ですので、毎年ここを観察地として入れています。
 申込者数は126名で、欠席が4名、当日急遽参加が6名ありましたので、差し引き、128名の大所帯となりました。
 今回は広々とした場所ですのでグループに分けず、思い思いに生きものたちと触れ合ってもらいました。普段水中に没しているマツダ大橋の橋脚ですが、今日の最低潮位が7㎝と低く、歩いて周回することができました。後日、この付近を通った時に、あの橋脚を歩いて回ったという記憶がよみがえり、改めて今日の潮の低さを認識することになるでしょう。
 イボニシが、黄色い卵のうを岩肌に産み付けていました。その他、アラムシロがカキの匂いに集まってくる様子や、スナガニの取り方なども、観察してもらいました。
 わずか1時間半でしたが、そのあいだに、たくさんの生きものたちがいることを実感してもらえました。


マツダ大橋が見える

思い思いに観察

橋脚をぐるりと一周できた


橋脚に産み付けられたイボニシの卵のうとそのイボニシ



速報レポート1 第1回観察会「ひがたのカニを見分けよう」
速報レポート2 広島大学附属小学校での干潟観察のための事前研修会
速報レポート3 太田川流域振興交流会議学校間交流事業「アシ原で環境を学ぼう」
速報レポート4 広島大学附属小学校校外学習(干潟観察会①元宇品)
速報レポート5 第3回観察会「市内陸地部唯一の自然海岸に行こう」
速報レポート6 広島干潟生物研究会第4回観察会「ウミホタルの幻想的な発光とアカテガニのお産に立ち会う」
速報レポート7 広島干潟生物研究会第6回観察会「市内に残された自然の干潟。ここだけにいる生き物を探そう」
速報レポート8 広島大学附属小学校校外学習(干潟観察会②白潮公園地先)

■別年度のレポート
2022年度 広島デルタの干潟に出かけ、生き物たちを見て、触って、研究しよう。 実施レポート
2020年度 瀬戸内海の干潟に出かけ、生き物たちを見て、触って、研究しよう。 実施レポート

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