NO団体名主な企画内容
26 NPO法人shining(三重県) 「耕作放棄地を「遊べる畑」に! “自給自作”で環境に配慮し、災害時にも対応できる暮らしを体験!」
廃材を使ってアスレチックやトイレを作り、畑や花壇を整備し、薪でご飯を炊く。耕作放棄地を1年かけて子どもたちが集い遊び収穫し、地域の人々と繋がり、災害時にも活用できる楽しい居場所にしていく企画。

速報レポート1 たけのこ掘りと腐葉土を運んで畝作り!

活動日:4月11日(日)10時~17時
活動場所:アートガーデンすずか(鈴鹿市石薬師町571-40)
参加人数:小中学生:10名、未就学児:2名、保護者:4名、スタッフ:14名
活動趣旨

使われなくなった1500㎡の土地に、畑や田んぼ、アスレチックをつくり、子どもたちの手で、みんなが集い、遊び、収穫もできる、“遊べる畑”へと創りあげていく活動です。畑の名は「アートガーデンすずか」と名付けました。
活動のキーワードは、「自給自作」。放置竹林の竹や古タイヤ、パレットなどの廃材を利用して畑や花壇を整備し、小屋やアスレチックを作ります。何でも買える時代にあって、あえて「作れるものは自分で作る!」ことにより、子どもたちに創意工夫して物を作る体験や友達と協働する機会を提供します。
また、緑肥を利用した無肥料無農薬、そして不耕起による機械を使わない循環型の作物づくりを実施し、コンポストトイレや生ゴミ堆肥などを通して、自然のものは自然に還る仕組みを体験します。
全日プログラムでは、薪でご飯を炊く等の体験を通して、災害時にも対応できるスキルを磨きます。
不登校、ひとり親世帯、外国籍の子ども等、野外活動を体験する機会の少ない子どもたちに積極的にアプローチすることで、多様な子どもたちの居場所となるよう努め、地域の人と人をつなげることで“地域力”を高めていきます。
実際、活動に参加している子どもの割合はおおよそ不登校児3割、ひとり親世帯3割、外国籍の子ども1割、一般家庭3割となっています。

活動内容

午前中は、子どもたちに希望を取り、たけのこ掘りに行くグループと、アートガーデンで作業するグループの2つに分かれて活動しました。たけのこ掘りに参加したグループは子どもも保護者もみんな初体験でしたが、夢中になってたけのこを探してはスコップで掘り、麻袋に6袋ほど収穫できました。

アートガーデンでのグループのうち、主に男の子たちは薪を割り、火を起こしを担当しました。また主に女の子や低学年の子たちは、昼食用のすいとんに入れる食材を切ったり、トイレ小屋やベンチに使用する板の防腐剤塗りに取り組みました。

お昼を食べた後は、また2グループに分かれ、1グループは車で15分ほどの木材堆肥場へ畝作りのための腐葉土を取りに行きました。子どもたちは、木材堆肥の山から腐葉土をスコップですくって軽トラに載せる作業を手伝ったり、ケイドロで思いっきり走り回って遊びました。

アートガーデンに残ったグループは、たけのこ掘りの帰りに知り合いの業者さんからシイタケの原木をいただいたため、シイタケの原木置き場を作ったり、お父さんたちが中心になって取り組んでいたトイレ小屋作りのお手伝いをしたり、午前中に掘ってきたタケノコを茹でたりしました。

そして、腐葉土を取りに行ったグループが帰ってきた後は、子どもたちはスラックラインで遊んだり、リヤカーに乗ったりして、夕方まで楽しく過ごしました。


初めてのたけのこ掘りに挑戦!

大きなたけのこ掘れたよ!

二つのかまどで火起こし


トイレ小屋作りのための防腐剤塗り。

美味しいすいとんの出来上がり!

木材堆肥の山からを腐葉土を運搬。


みんなでケイドロしよう!

運んできた腐葉土をキーホールガーデンの畝に追加しました。

恐る恐るスラックラインに乗る子どもたち!


リヤカーも大人気!

行け行け!GOGO!

後ろから押すよ~!



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