NO団体名主な企画内容
11 調布市立滝坂小学校(東京都) 「「滝坂の森」発!調布にグリーンベルトを広げよう」
総合的な学習の時間を中心に、児童にとって一番身近な自然である「滝坂の森」や校庭を活用し、地域の歴史・文化・自然の調査や地域の方へのインタビューを取り入れて自然への関心と地域への愛着を育む環境教育を行う企画。

速報レポート2 授業「野川の観察」

授業日 :令和3年5月18日(火)1~4校時
実施場所:東京都調布市(野川、馬橋付近)
参加者 :6年生児童77名、教職員5名(担任2名・管理職1名・引率教員2名)
講師(Nature Center Risen)2名、保護者11名
授業のねらい

 ・野川の流れや音、光や風を感じる。
 ・昔の野川と自分たちの生活のつながりを知る。
 ・地域の自然環境への愛着が増し、環境保護への興味関心を高める。
  ※本授業は、年間授業計画の中の一つとして位置付けている。

活動内容

 気温・水温・表面温度(地面)・騒音・COD・pH・透視度などの調査を全体で行い、川の中での注意点を確認した後、観察を開始しました。アメンボ・スジエビ・トビケラ・ヤゴ・メダカなどを見付け、注意深く観察をしました。地域観察時と同様に、野川にも空き缶やビニール袋などのごみが多くあると感じ、拾って持ち帰る様子も見られました。また、河川に関する看板に落書きがされているのに気付き、それをきれいにしました。地域の自然を自分たちの手で守っていきたいという思いが少しずつ芽生えてきました。川の中での活動の楽しさを味わい、多摩川観察への期待もより高まりました。

児童の感想(原文そのまま)

  • 一番身近に感じている野川が、実は自分が思っているよりも長いと知り、とてもびっくりしました。
  • トビケラの幼虫は、体から出るネバネバで小さな石をまとっているので、すごいなと思いました。
  • 川の生き物たちは、自分の命を守るためにいろいろな工夫をしていると思いました。頭がいいと思いました。
  • だんだん苦手だった生きものがかわいく見えました。
  • おかしのごみがうかんでいて、ごみを生き物が食べたらどんな影響があるのか、とても気になりました。
  • 次の多摩川観察では、野川とどこがちがくてどこがいっしょなのかを重視して観察したいです。


透明度の調査

野川について学ぶ

案内板の落書きを消す


動植物の観察

動植物の観察

児童の感想文



速報レポート1 授業「滝坂小学校周辺の地域観察」
速報レポート2 授業「野川の観察」
速報レポート3 こども環境ラボ「滝坂の森」の池の保全活動1
速報レポート4 授業「多摩川の観察」
速報レポート5 こども環境ラボ「滝坂の森」の池の保全活動2
速報レポート6 授業「地域学習のまとめ」
速報レポート7 夏休み特別授業「「滝坂の森」の池の保全活動3」
速報レポート8 授業「滝坂の森は地域のグリーンベルト」
速報レポート9 授業「地域の人たちの気持ちを知ろう~インタビューを活用した調査」
速報レポート10 授業「滝坂小のオール6年生による卒業制作~滝坂小のグリーンベルトを作る(1)~」

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