NO団体名主な企画内容
11 調布市立滝坂小学校(東京都) 「「滝坂の森」発!調布にグリーンベルトを広げよう」
総合的な学習の時間を中心に、児童にとって一番身近な自然である「滝坂の森」や校庭を活用し、地域の歴史・文化・自然の調査や地域の方へのインタビューを取り入れて自然への関心と地域への愛着を育む環境教育を行う企画。

速報レポート8 授業「滝坂の森は地域のグリーンベルト」

授業日 :令和3年9月15日(水)1~4校時
実施場所:東京都調布市(滝坂小学校体育館)
参加者 :6年生児童76名、教職員6名(担任2名・管理職1名・専科教員2名・総合担当教員1名)
講師(Nature Center Risen)2名
授業のねらい

 ・「滝坂の森」が地域の大切なグリーンベルトであることを理解する。
 ・街はみんなで作り上げるものであり、国際的な取り組みであるSDGsの行動に繋がっていることを理解する。
 ・地域の人たちの思いを知るために、協力してインタビューの準備を行う。

※本授業は、年間授業計画の中の一つとして位置付けている。

活動内容

 調布市の地図を使って「滝坂の森」が地域の貴重なグリーンスポットであることと、地域のグリーンベルトの一つであることを改めて理解しました。「滝坂の森」の保全は、地域のグリーンベルトをさらに広げ、地域や地球の環境を守ることに繋がります。子ども達はこれまでの環境学習の授業で、地域がどんな環境になって欲しいか、どんなところを変えればもっと住みやすくなるのか、一人ひとり考えて、みんなで想いを共有しました。次回の授業では、地域の人たちの地域への思いを知るためのインタビュー調査を行います。そのため地域の人たちに聞きたいことをみんなで話し合い、インタビュー内容を決定しました。代表児童がインタビューの調査票を書きました。担任の先生方と講師のインタビュー調査のお手本を見てから、班毎に分かれてインタビュー調査の練習を行いました。地域の人への挨拶の言葉は一人ひとり考えました。練習をしてみると、想像していたより挨拶や話し方が難しいことに気がつきました。インタビュー調査授業に向けて期待が膨らみました。

児童の感想(原文そのまま)

  • 「滝坂の森」の緑が、地域の中でとても大切な存在なんだと思った。守っていこうと思った。
  • 「滝坂の森」で本を読んだり、野草で料理をしたりして、みんなとゆっくり過ごしたいと思いました。
  • 調査は、自分たちが聞きたいことだけを質問するんじゃなくて、地域への思いを聞くことが大事だと分かった。
  • インタビュー調査の練習をしてみて、分かりやすく話すことは難しいな、と思いました。
  • インタビュー調査を早くやってみたいと思ったけど、本番は絶対きんちょうするな、と思いました。


地域のグリーンベルトの学習

SDGsの学習

インタビュー調査内容の話し合い


インタビュー調査票を手書きする

インタビュー調査の練習

インタビュー調査の準備



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