NO団体名主な企画内容
47 NPO法人 森と海の学校(山口県) 「命をまもる「子ども匠の学校」」
生活の基礎となる火起こしやノコ・金ヅチの使い方、自転車のパンク修理、魚のさばき方、釣具の仕掛けづくりなど各分野の専門家(匠)による5回の講座を行い、実践活動として、サバイバルキャンプを実施します。

速報レポート10 閉校式・感想文

日時:7月31日(土) 午後2時~8月1日(日)午後3時  
会場:「アクトビレッジおの」(宇部市小野)
受講生:19名
受講生の内訳
小学生  15名(男9名 女6名) 中学生 4名(男3名 女1名) 研修生合計19名
指導スタッフ  講師 4名(男3名 女1名)
補助スタッフ10名 (男5名 女5名)       総合計 33名

感想文書き
 閉校式の前に感想文を書きました。
 皆、真剣に取り組んでくれ、1時間の予定を30分延長しましたが、それでも時間足らず、家に持ち帰って郵送してくれた子どももいました。


感想文書きに取り組み子どもたち






14:45閉校式




 迎えに来られた保護者の皆さまにも参加して頂き、閉校式を行いました。
 6講座、全員が毎回出席し、真剣に一生懸命取り組んでくれました。
 閉校式では、お手伝いして下さったスタッフにも、一人ひとり挨拶をして頂きました 
 スタッフ全員が、子どもたちの真剣さ、一生懸命さを褒めていました。



午後帰宅することになった小学3年生のために、見送りを兼ねて、修了証を手渡しました。

修了証

新聞掲載
2021.8.6付け宇部日報に、サバイバルキャンプの活動が紹介されました。

子どもの感想文

A. 『命を守る子ども匠の学校に参加して』 UH(小学5年生)
私はお母さんに、「参加してみるか?」と言われると、すぐ「行く」と言いました。
第1回 防災講座と大工さんの本箱作りでは、まず災害が起きた時、すぐに人を助けられる人はコミュニティという人だと知りました。
私は本箱ではなく人形おきを作りました。設計図を描いてきていたので、すぐに人形おきを作ることが出来ました。お気に入りの人形がぴったり入りました。とてもかわいくて、しかも上手に作れたのでうれしかったです。
第2回 自転車のパンク修理では、パンクしたチューブを実際に直しました。その時、チューブを初めてさわりました。かんかくは少しプニプ二で表面がつるつるしていました。
次に自分の自転車の前輪をはずして、チューブを実際にはずすのですが、私のはパンク防止のとくしゅなタイヤらしくチューブはとれませんでした。自転車の歴史も知れて良かったです。
第3回 魚のさばき方では、班に分かれて活動しました。魚は煮物、さしみでいただきました。鯖を調理しました。とてもおいしかったです。最後には班のみんなと仲良くなりました。
第4回 魚つりとヨットでは、はぜが2ひきつれました。でんぷらにしておいしくいただきました。ヨットに乗って海を旅しました。ヨットの先に乗って近くでボラがはねたり、
近くを泳いだりして、まるでボラといっしょに泳いでいるみたいで気持ちよかったです。
第5回 火おこし講座 一日目、火おこしでマッチ、メタルマッチに火をつけました。ついた時、みんながはく手してくれてうれしかったです。くんせい箱をつくる時、班の人が手伝ってくれたので、上手にできました。
テントを仲が良い人でくっつけて、住たくがいみたいにしました。しかし、とつぜんの雨で部屋でねることになりました。10時近くまで友達とはなして、ぐっすりねむれました。
夜ごはんのくんせいは、がんばって作ったのでおいしかったです。友達がたくさんつくれて、みんなで遊べたので楽しかったです。
ありがとうございました。

B.  『命を守る子ども匠の学校に参加して』 R(中学2年生)
僕は最初、まわりに知らない人ばかりだったので緊張していた。
パンクの修理も魚釣りも、今までやったことがなかったので、本当にちゃんとできるかなと思った。だが、講師の方がとてもよく教えて下さったので、思ったよりちゃんとできた。
最初は不安が多かったが、魚を捌いたり、火を起したりなど、楽しい体験を通して周りの人たちとも仲良くなれたので良かった。何より自分で楽しかったと思っているので、それが一番だと思う。
 初日の防災講座のときに一番思ったのが、災害にあったときに避難場所や持っていくもの、それらの使い方などがわからないと、とても不便だということだ。幸い我が家はそういうことを日頃考えて決めてある家庭だったので、避難場所や避難所に持っていくものは僕もしっていたが、意外と履いていく靴など細かい点は考えが及んでいなかった。メタルマッチ等の使い方も知らなかったし、このまま今、災害にあったら本当に正しく避難できるのか、避難所でしっかりとした生活ができるのか不安になってきた。
 家に帰ったら、今回学んだことを復習し、生かして、いつ災害にあっても大丈夫なようにしておこうと思った。


子どもの書いたお礼の絵



速報レポート1 開校式 講話「自然災害:命を守るために大切なこと」
速報レポート2 講座1:大工さんが教えるノコとカナヅチの使い方【本箱づくり】
速報レポート3 講座3:自転車屋さんが教えるパンクの修理と分解整備 自転車の正しい乗り方
速報レポート4 講座3-①:板前さんが教える「包丁の砥ぎ方・魚のさばき方と盛り付け」
速報レポート5 講座3-②:板前さんが教える「包丁の砥ぎ方・魚のさばき方と盛り付け」
速報レポート6 講座4:釣り名人が教える仕掛けの作り方と魚の釣り方
速報レポート7 講座5:火起こしの技術と燻製づくりを学ぶ 
速報レポート8 講座6:防災の専門家が教えるサバイバルキャンプ①(避難所体験・1泊2日)
速報レポート9 講座6:防災の専門家が教えるサバイバルキャンプ②(避難所体験・1泊2日)
速報レポート10 閉校式・感想文

■別年度のレポート
2019年度 子ども海洋冒険学校『第16回チャレンジクルーズ to 長崎・田島』 実施レポート

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