NO団体名主な企画内容
48 芦北町立大野小学校(熊本県) 「水害からの復興元年、大野小から「元気を届けよう ~自然体験いっぱいの楽しくてたまらない大野小にしよう~」
戦前からある「忍者の森」を整備し、全校児童のアイディアをもとに、夢いっぱいの活動を実施。トイ・ドローンを使って子ども達が活動を記録し発信することで、水害で苦しんだ町内に元気を届けたい。

速報レポート14 水害から学んだこと(2) (避難所体験と竹箸づくり)

活動場所:1・2年教室、おおぞら教室、竹林、校舎前ベランダ
活動日時:令和3年10月22日(金)9:30~11:20
参加人数:29名(小学生1~4年生22名、教職員4名、指導者3名)


 速報レポート12の続編です。
 昨年の水害を受けて芦北町役場に新設された危機管理防災室の協力を得て、1・2年生は学校が避難所になった場合の簡易ベッド、パーティション(仕切り)、簡易テントの組立と、避難所の入所体験をしました。


子どもだけでも簡単に組み立てられました。

簡易テントを組み立て、ベッドを入れると、教室は避難所らしくなりました。

こちらはちょっと大きいかなぁ



受付時に学校名、名前などは言えましたが、住所や電話番号が出てこない児童もいました。

最後に整列して、お礼の言葉を言いました。


竹林で竹職人の井上さんから説明を受ける

竹は3年物がよく、節が黒くなっています。竹のこで切り出しました。

 3・4年生は竹職人の井上さんご夫妻に来校いただき、竹箸づくりを体験しました。
 学校の近くにある「真竹(またけ)」を切りに行くところから始めました。
 竹細工に使う竹は、江戸時代に中国から入ってきた孟宗竹ではなく、日本古来の真竹で、キメ細やかで、日本人の生活用品としてよく使われていたそうです。


切った竹は3・4年生みんなで学校まで運びました。

手前の竹かごは約80年前に作られたそうです。



日頃の授業以上にみんな真剣です。

 みんな初めてという小刀「肥後守(ひごのかみ)」を使いました。60~70歳以上の方々なら子どもの頃にみんな使っていたという小刀です。
 初めは恐る恐るでしたが、次第に集中して、けがをしないよう真剣に竹箸を削っていきました。
 非常時にも役立つ生活用品を作り出すという貴重な体験ができたひとときでした。



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