NO団体名主な企画内容
33 大阪市立瓜破西小学校(大阪府) 「ワクワクを紡ぎ出せ!~COTTON×SILKプロジェクト~」
3年生が蚕の飼育、4年生が河内木綿の栽培を行う。収穫した絹(silk)と綿(cotton)を活用して、伝統的な工芸品作りに挑戦したり、新たな活用法を考えたりする活動を通して、子どもたちの主体性、創造性を育む。

速報レポート12 ついに実現!!綿くり体験!

活動日: 2023年10月13日(金)
活動場所: 瓜破西小学校 体育館
参加人数: 小中学生49人 / 大人10人 / 指導者 6人 / 合計 65人
活動内容

 自分たちで育てた河内木綿。この日はそれらを糸にする工程を体験する日です。この活動は平野区役所はじめ、平野区わたの会さんのご協力を得て実現!学校だけで学びを創るのではなく、地域や外部の専門の方にご協力を得て学びを創るのが得意な瓜破西小学校(笑)。その方が子どもたちのとっては新鮮で、より深く学べる機会になります。
 子どもたちは体験の前からワクワクです。苦労して苦労して育て収穫した自分たちの木綿で糸を紡ぐなんてことはなかなかできない体験ですから。
 はじめに平野区わたの会の皆さんから、作業工程・方法のレクチャーを受けた後、まずは綿くり(種とり)
体験です。綿の中には種が入っています。取り除かないと糸紡ぎはできません。専用の機械である綿くり機で実綿と種を分離します。江戸時代からの技術で、今も残る木製の綿くり機で種を取り除きます。次に、綿うち弓の振動で綿をほぐします。そして、ほぐした綿をぢんき棒を使って筒状(ぢんき)にします。最後に糸車でぢんきから糸を紡ぎます。
 子どもたちはすべての工程を繰り返し体験しました。綿くり機の不思議に感動!綿をローラーに挟み、ハンドルを回すとあら不思議!種と実綿が見事に分離されます。綿うち弓は、綿を打ち付けるかと思いきや、綿を弓にからみつけ、振動を加えることで綿に空気を送り込み、綿をほぐす役割を担っていることにも驚きです。糸車での糸紡ぎの難しいこと、途中で切れてしまう子どももいましたが、みんな味わいのある素敵な糸が紡げました!さあ次は木綿でできた布で藍染体験です!







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