NO団体名主な企画内容
29 芦生山(あしうやま)の家(京都府) 「由良川の源流、芦生の森に挑む冒険学校」
チャレンジクラス(小学3~6年生)とマスタークラス(小学4年生~中学3年生)に分かれて、「芦生の森」で毎月1泊2日のキャンプを実施する。自然になるべくダメージを与えないキャンプ技術を学び、実践し、自然の楽しさと厳しさを体験することにより、「自ら考え、選択・決断する力」を育む。

速報レポート5 マスタークラス 渓谷の冒険(沢登りロングウォーキング)

活動日: 2024年 7 月 13(土)日~14日( 日 )
活動場所: 京都府南丹市美山町芦生山の家、芦生研究林内杉谷、櫃倉谷、杉尾峠
参加人数: 小中学生 22人 / 指導者 7人 / 合計 29 人

<活動内容>
 午前10時から冒険学校ホールでオリエンテーション、着替えて芦生山の家の前を流れる由良川でキャニオニング、前日等の雨の影響で水流がやや激しく安全に川を歩く、水流になれる活動を行い持参したお弁当をいただき休憩。午後は明日の滝登りのためのロープワークや小さな滝登りを予定していたが空模様が怪しく計画を変更、引き続き由良川保温流でロープ投げや深みに飛び込みライフジャケットで浮いて急流を流れる体験を繰り返し、水流や冷たさになれ恐怖心を取り除くようにした。




 夕方から河原でテント設営を予定していたが悪天候により中止、冒険学校の建物内(かつての学び舎だった)ホールにテントを張り、一部の子は教室を使い寝袋で休むことにした。夕食は自炊、雨のため芦生山の家バーベキューハウスを使用し、ひとり一人が固形燃料でご飯を炊いた。夜の星座観察は中止、明日の活動にそなえてロープワーク研修と室内に設置してあるボルダリング体験をした。午後9時消灯。





 二日目は午前5時起床、テントや寝具を片付け朝食づくり。雨がふったりやんだりの空模様のため昨夜と同様にバーベキューハウスを使用。急いで食べて片づけ装備を整え午前7時過ぎに芦生山の家を出発、午前7時30分櫃倉(ひつくら)谷の遡上を開始した。ゆるやかな流れがだんだんと険しくなり、やがて川の流れが瀑布となって落ちる滝が連続。ロープを使い前後をスタッフが安全確保し乗り越える。登り切った子や滝に下で見上げる子どもたちが声をそろえて応援。





 お昼前後には雨になったが昼食は自炊。トム・ソーヤスクール企画コンテストさんからいただいたチキンラーメンを荷物に入れていたのでお湯を沸かしいただいた。午後は標高700メートルの峠に向かい急な沢を登る。大きな子がロープで小さな子をサポート。だんだんと水が枯れた沢となる。泥だらけになりながら午後3時30分、迎えのバスが待つ林道に。「やった―」と両手をあげてゴールする子どもたち。何度も参加している子が大活躍した悪条件下のなかでやり遂げた。充実感でいっぱいとなった。






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