NO団体名主な企画内容
29 芦生山(あしうやま)の家(京都府) 「由良川の源流、芦生の森に挑む冒険学校」
チャレンジクラス(小学3~6年生)とマスタークラス(小学4年生~中学3年生)に分かれて、「芦生の森」で毎月1泊2日のキャンプを実施する。自然になるべくダメージを与えないキャンプ技術を学び、実践し、自然の楽しさと厳しさを体験することにより、「自ら考え、選択・決断する力」を育む。

速報レポート7 マスタークラス 古式水泳と自炊野営、泳いで由良川くだり

活動日: 2024年 8 月 1(木)日~2日( 金)
活動場所: 京都府南丹市美山町芦生山の家周辺、田歌 美山川
参加人数: 小中学生 19人 / 指導者 8人 / 合計 27 人

<活動内容>
 チャレンジクラス四回目。今回は芦生山の家から3キロほど由良川沿いに下った広い河原と深い渓谷があるカラオに自炊野営装備を準備し昼食後に移動。車道から荷物をみんなで電気も水道もない河原にテント設営。夕方まで二つのグループに分かれて交代で活動。古式水泳は日本古来の伝統的な泳法でプールではなく流れる川の水勢いに対応する泳ぎで明日の川下りにも対応できることを想定した取り組み。もう一つのグループは魚を釣り上げみんなで浅瀬に追い込み網ですくいあげる漁法。たくさん捕まえ焼いたり唐揚げにしておやつにいただく。





 夕食はサバと椎茸をいれた炊き込みご飯。一人ひとりが固形燃料を使い炊く。出発前に材料を準備しているので排水なし。食器はキッチンペーパーでふき取る。ご飯に味がしみ込んでうまい。デザートは冷やしキューリの丸かじり。暗くなってからは星座観察グループと夜の川ウォッチンググループに分かれる。たっぷり遊んで食べてテントの中で爆睡。




 二日目も晴れで絶好の活動日和。朝ごはんは芦生山の家で養殖して一夜干しにしたアマゴを焼いて白飯と一緒にいただく。河川の源流部に棲息するイワナ、ヤマメ、アマゴの生態についての話にも耳を傾け頭までバリバリと丸かじりをする・朝もひとり一人が自炊だが何もない自然の中、川の流れる音を聞きながら食べるのは最高の贅沢。テントの撤収、装備を片付け車道の荷物車に運び、午前10時にライフジャケットとヘルメットをつけ、個人装備を背負い由良川を泳いでくだる。浅瀬や深いところ、大岩の間を流れる急流と変化に富んでいて楽しい。





 広い河原で大休憩。固形燃料を使い水を沸かして麺を入れて昼食。片づけ個々に荷物を背負って再び由良川の流れに身を任す。深いところでは荷物をおろし水中探検。草が生えている崖から飛び込みと由良川の大自然を堪能。午後2時に峡谷を抜けバスが待つ平坦部の河原に到着。水着のまま芦生山の家に戻り着替えてまとめの会。午後3時過ぎに現地解散、京都方面の子はJR園部駅へ移動。
 京都祖小野辺駅への昼食8月のチャレンジ班活動は滝登りを予定しており、深いところでは潜っては浮き、余裕が出てきたら水中の様子を眺めるといったトレーニングも行う。正午すぎまでたっぷりと由良川の源流に浸かり親しみ遊んだ。
 昼ご飯は流しソーメン、地元でとれた野菜も一緒にいただく。用具を片付け着替えて帰る準備すると午後三時。園部駅へ向かうバス車内は疲れて眠ってしまう子が多かった。






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