NO団体名主な企画内容
17 NPO法人 河北潟湖沼研究所(石川県) 「田んぼに生息する奇妙なミミズ「ハッタミミズ」をしらべて、守って、日本一長いミミズを育てよう!」
石川県絶滅危惧Ⅰ類に指定されているハッタミミズの痕跡を探し、採集・調査した結果から長~いミミズが育つ環境について考える。調査を通して生物多様性保全の大切さを学ぶとともに、田んぼの環境に親しみ、子どもたちののびのびとした心と体を育むことを目的とする。

速報レポート10 ハッタミミズで夜のウナギ釣り

活動日: 2024年 9月8日(日)
活動場所: 当団体事務所、河北潟の流入河川「能瀬川」(河北郡津幡町)
参加人数: 小中学生 5 人 / 大人 7 人 / 指導者 4 人 / 合計 16 人

<活動内容>

 8月のイベントで釣れなかった場所で、時間帯を変えての再挑戦です。夕方に集まり準備をして夜釣りをおこないます。最初に田んぼで集合し、これまで同様にハッタミミズを採集しました。今回も初参加の子供たちがいるので、ハッタミミズについて説明するとともに、ハッタミミズの生息痕である糞塊を確認して、ミミズを掘り起こして採集しました。初参加ではない子供たちは、手慣れたもので、初参加の子供たちに良い影響がおよびます。





 今回は夜で見えにくいこともあるので、長い竿は使わず、ペットボトルで作る手製の仕掛けのみで釣りをします。最初の5分ほどは、今回の活動目的と、河北潟でのウナギ釣りと餌に用いられたハッタミミズのことなど紹介し、そのあとは、仕掛けの作り方を習いながら、1人1人準備して、橋の上から釣り糸を垂らしました。





 すると、前回とは違ってすぐに引きがあり、仕掛けを設置して数十秒でモクズガニが釣りあげられました。つづいてニゴイ、ギンブナがとれて、盛り上がりました。川岸の水門のところにたも網を入れたところ、ブラックバスもとれました。最後にウナギ捕獲用に設置した竹筒を引き上げ、ウナギは釣れませんでしたが、参加したみなさん満足気でした。前回と違って、時間帯が遅かったこと、気温が下がったこと、川の水が流れていたことなど、条件が良かったようです。休憩時間には、川に設けられている堰について確認し、川の水の利用と、川に生息する魚について考える時間となりました。また、魚が釣れなかった時のために、今回はあらかじめ河北潟で魚をつかまえ、たらいにナマズ、ライギョ、フナ類などが展示されました。ナマズやライギョがとても人気でした。







<子どもたちの感想>
・ウナギたのしかった。
・なまずはなにをたべますか。
・たのしかったです。むずかしかったけど、かんたんだった。
・満足
・モクズガニがつれてうれしかった。
・まだまだハッタミミズのことをしりたいです。
・きょうのかつどうにさんかしてとてもたのしかったです。さかなもうなぎもつれなくてざんねんでした。またこんどするときがあったらこんどこそつりたいです。
・みみずはどのくらい成長するのですか。
・つりのきょうみがわきました。こんどからつりをせっきょくてきに楽しもうと思いました。
・ハッタミミズが何日でさいせいするかしりたい。
・ナマズ、ライギョがみれたり、よるつりができてうれしいです。

<大人の感想>
・水門の説明やそれぞれの魚の紹介なども聞けてよかったです。



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