おたり森の子クラブ第4回 速報レポート5月に始まった今年のおたり森の子クラブも今回で4回目。梅雨が明けた長野県大町市の青木湖と小谷村の栂池高原で16人の元気な子どもたちが水に挑みました。 かつては日本で2番目に透明度が高かった青木湖。 子どもたちは着替えを済ませ、湖畔のキャンプ場でストレッチや簡単なゲームを行います。 「頑張れー!落ちたら最初からやり直しだぞ!」 「いいぞ!その調子その調子!」 最初はなかなかうまくいきませんでしたが、試行錯誤を重ね、何度も失敗しながら無事並び変えることができました。 ゲームの後はこの日最初のチャレンジ、いかだ作りといかだレースです。 チューブとチューブを結び・・・ 板と板を結び・・・ 板とチューブを結び・・・ 限られた時間の中で、アイデアや想像力を膨らませながら自分たちのいかだを作り上げました。 レースはスタートして沖合に浮かぶカヌーを周り、湖岸に戻ってくるというルートで行いました。 「よーい・・・スタート!」 「いちに、いちに、いちに、いちに!」 「流されてるよー、左頑張って漕いで!」 声を出し、風に流されまいと必死に漕いで折り返し点を目指していきます。 ゴール後は昼食、そして午後のスタートまでの時間、スタッフも一緒になって思いっきり遊びました。 午後はいよいよ水上泊に向けたいかだ作りです。 完成したいかだにベニヤ板を敷き詰め・・・ 流されないようにいかだを桟橋に結びつけ、夕食を食べてふりかえりをしました。 「今日はいかだ作りとレースで頑張ったし水遊びは最高に楽しかった!」 子どもたちはもちろん、大人もほとんど経験したことのない水上泊に向けて子どもたちの気持ちが高まっていきました。 暗くなる直前に両グループとも水上泊を開始。 翌朝5時、子どもたちは無事湖畔のキャンプ場へ戻ってきました。 全員で取りかかって水上泊用のいかだを片付けたあと、すぐに沢登りの準備に取り掛かりました。 夏の太陽が照りつける中、対寒さ、対冷たい水用の装備を身に付けた子どもたちは冷たい水が流れる沢をどんどん登って行きました。 インストラクターから、ひとりでは越えられない水が流れているところ(本流)もグループ全員で頑張れば越えて行けること、そのためには全員の気持ちをひとつにして、最後まで諦めずに頑張って、支えたり支えられたりしながら沢を登っていくことを伝えられ、怪我をしないように、寒くなりすぎないように、安全に、でもチャレンジもしっかりしながら幾つもの滝や岩を超えていきました。 「よーし、みんなで行くぞー! 頑張れー!」 沢の中に小さな子どもたちの声が響いていました。 最後のふりかえりでもグループのみんなが最後まで頑張ったこと、 いかだを作り、一つのテントで一晩を過ごし、力を合わせて沢を登りきったそれぞれのグループは集合した時よりもずっと仲良く、距離が近づいているように感じました。 第5回目以降もグループでのチャレンジが続きます。 次回は第5回、9月の開催です。 おたり森の子クラブ第1回 速報レポート おたり森の子クラブ第2回 速報レポート おたり森の子クラブ第3回 速報レポート おたり森の子クラブ第4回 速報レポート おたり森の子クラブ第5回 速報レポート おたり森の子クラブ第6回 速報レポート ■別年度のレポート 2011年度 子どもたちのための冒険キャンプ『ジュニアアドベンチャー2011』 実施レポート 2009年度 子ども達のための冒険キャンプ『ジュニアアドベンチャー15日間 2009』 実施レポート 2008年度 おたり森の子クラブ2008 実施レポート 2002年度 ジュニアアドベンチャー2002 サマーキャンプ 実施レポート プログラム検索に戻る |