速報レポート１「大岳幼小学校の泥んこ田植え体験」

大岳幼稚園と、小学校の１年、２年生が、生活科、そして、５年生が、総合学習として、久米島ホタルの会で行う田植え体験に参加してくれました。場所は、昨年一年間に、耕作してきた、カンジンダム湖の北棚田です。素人農家の私達が、苗床の一部を、日照焼けで、失うという大きな失敗を、乗り越えながら頑張って育ててきた苗を、３月１１日の東日本大震災と、大津波の被害への大きな希望を込めて、復興支援米として大事に育てて行く事を心に刻んでいます。その大切な稲の田植え作業は、ボランティアで行っているため、子ども達の協力は何よりも頼もしい限りです。
最初に田んぼに入れた幼稚園生は、生まれて始めて泥んこの田んぼに裸足で入る体験をしました！「きゃー、こわーい」「うごけないよぉー」久米島ホタル館と久米島ホタルの会でこしらえているダム湖内の田んぼは、作ってからたった２年目なので、田んぼの泥は、まだ固くでこぼこしています。そんな田んぼに、足を入れる前の子ども達の、不安を取り除き、初めての体験に誘ってくれるのは、子ども達が、だれよりも信頼しているお母さんや、お父さん、おじいちゃん、おばぁちゃん、そして、自分達を指導してくれる先生方です。「泥の中で、人につかまったら、だめよぉ、みんなころぶさぁ」「だぁ、だぁ、こっちに、来てごらん、だいじょうぶよぉ。」その、頼もしい声かけに、子ども達の勇気が応えます。しばらくすると、幼稚園生たちは、太ももまで、泥に浸かりながら、とっても楽しそうに歓声をあげています「はい、はい、ちゃんと、植えてくださいよ。」と、サポーターのお母さんや先生方に声をかけられながら、田植えは進みますこの日、大岳小学校で、以前から、花を育てる活動をされている仲村昌慧さんと、小さな頃に米作りを経験している、５年生のお父さんの山川さんが、田植えを指導してくれましたそして、幼稚園生のサポートで、参加してくださった保護者の皆さんの中には、「小さいときにやったことあるさぁー。」と、手際よく、田植えをしてくれました。もちろん、経験値が高い、大岳小学校の５年生は、積極的に作業を進めます。気がつくと、一枚の田んぼのほとんどに、大切な早苗が、よく晴れた明るい日差しと、まだちょっぴり寒い、島風を受けてそよそよと、なびいています。広い広い、カンジンダム湖の手前に、大岳幼稚園と小学校の子ども達が植えたお米が実る事を夢見る田んぼが、出来上がりました！（ここもダム湖内ですよ！）参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。泥だらけになっちゃったけど、楽しかったね。

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