NO団体名主な企画内容
50 久米島ホタルの会(沖縄県) 「久米島・ホタルとつながる絆を呼びもどす泥んこホタレンジャー活動」
地元の自然を知り、自然環境の復元と再生のための活動。学校での出前授業や環境整備、月に数回ホタルや水辺の生き物の観察を行い、島中ホタルが舞い飛ぶ夜空の実現には何が必要か子どもたちに気づかせる企画。

速報レポート4「島の遠足を、泥んこになって感じよう!」

実施日時:4月29日  AM9:30〜PM4:00 
実施場所:久米島ホタル館 
参加者 :久米島西中学校1年生45名
     講師:久米島ホタル館館長 スタッフ2名 
活動内容

久米島の地元の子どもたちが、自分たちの暮らしている島の自然環境に触れる機会が少なくなることで、島の自然環境が損なわれている事に気付く事が出来なくなっています。そこで、久米島西中学校1年生の遠足で、自然体験学習にアレンジしたネイチャーゲームを行いながら、ホタル館館長に、生きものについての詳しい解説をしてもらうという構成で、以下の様な『行動とねらい』を目的とした環境学習につながる特別なプログラムを提案しました。

1.ホタル館の敷地周辺の植物や河川に生息する生きものを探し出す遊びから、
 自然を学び体験する。(探し出した植物や生きもの達の生息環境に気づく)
2.グループを作って行動し、気づきの共有を図る(仲間作り)
3.それぞれのグループで、気づいた事を話し合い、まとめ、発表を行う
 (体験を振り返ることで、何に気づいたかを自覚し、理解する)

このプログラムで準備するものは、汚れてもいい服と靴、タオルや着替え、そして、”今日という日を楽しもう”という心構えがあれば、言う事なしです。
グループに分かれ、3つのパターンで、生きものを探し出す役割(ミッション)を与えられることで、普段なら、入ることのない川の中や、湿地の泥の中に、生徒達は、抵抗感を薄くして、入って行く事が出来ます。自然案内人(ネイチャーゲームリーダー)の役割は、多くの人が持っているこの抵抗感を、出来るだけ少なくして、自然に触れる機会に誘う事なのです。この自然体験から受ける五感の刺激を、本来なら誰でも、心地よいと感じる事が出来るのです。都会では、もちろん、恐怖感や嫌悪感がありますが、それを上回る興味や関心があります。しかし、意外かもしれませんが、その都会と違って、田舎の場合は、この体験の記憶の中に、”遊びとしてではなく強いられた労働の記憶”や、不意に起きた生きものとの、”不愉快な出会いの記憶”が重なっている世代の人が多く、その世代に育てられた子ども達の多くは、こうした体験に触れる事を、極端に疎ましがられる傾向にあるため、その抵抗感が、潜在意識として常にあるのです。
それでも、私たち人間の体と心の本質的機能は、自然に触れる事を必要としていると、実際に自然に触れている子どもたちの素直な姿に、私たち大人は、納得し、そして、励まされるのだと想います。
「キャー、水が冷たーい、入るのやだぁー!」と、叫びながらも、やたら嬉しそうな表情で、中学生達は、はしゃいでいます
先生方も、スポーツで体を動かし、いつでも燻ぶる気持ちを発散している生徒以外の、おとなしそうな生徒たちが、生き生きとしている姿を見て、本当に嬉しそうでした。
ネイチャーゲームの優れているところは、どのゲームでも競争ではなく、分かち合うプロセスが含まれているところです。
ひとしきり、生きものを探し、気づきの発見をした生徒たちは、用意されたミッションカードに、気づいた事を書き込みながら、次に用意された最後の発表に備えようとする、意識が芽生えていました。
人前に出て、自分の想っている事や感じた事を話すのは、なかなか難しいものですが、自然の感じ方には、正解や間違い、優劣などもありません。
間違いを、指摘されない気安さの中で、自分の考えをまとめて話すという体験をすることは、自己表現の方法やその成果を実感するとてもよい機会になると想います。
私たち久米島ホタルの会では、久米島の自然を、大切にする意味に、きっと気づく事が出来ると考え、こうしたプログラムを、久米島の小・中学校へ取組として、ボランティアで提供し続けています。


速報レポート1「大岳幼小学校の泥んこ田植え体験」
速報レポート2「復興支援ホタル観察会」
速報レポート3「島の自然を教えてくれる・クメジマボタルの観察会」
速報レポート4「島の遠足を、泥んこになって感じよう!」
速報レポート5「ホタレンジャーオリエンテーション1日目」
速報レポート6「ホタレンジャーオリエンテーション2日目」
速報レポート7「ホタレンジャーオリエンテーション3日目」
速報レポート8「ホタレンジャーオリエンテーション4日目」
速報レポート9「ホタレンジャーオリエンテーション5日目」
速報レポート10「ホタレンジャー調査活動」
速報レポート11「大岳小学校のびのびエコクラブ」ホタル館の生きもの調べ
速報レポート12「離島体験交流事業」ホタル館で泥んこ自然探索ミッションゲーム
速報レポート13「久米島小学校4年生親子レクレーション」
速報レポート14「清水幼稚園川遊び体験」
速報レポート15「グローバルスポーツと、ホタレンジャーの泥んこカンジンダム作業」
速報レポート16 ホタレンジャー阿嘉湿地生きもの調査
速報レポート17 ホタレンジャーモニタリング100
速報レポート18 立神海岸クリーンアップ活動
速報レポート19 清水小学校の川の生きもの調べ
速報レポート20 ホタレンジャーの川遊び
速報レポート21 ホタレンジャーの『ハッピー・エコリュクス』イベント準備
速報レポート22 外来魚のバスターフィッシング『ハッピー・エコリュクス』
速報レポート23 仲里幼稚園、あずかり保育の川遊び
速報レポート24 ホタレンジャー、泥んこ冒険キャンプ 1日目
速報レポート25 ホタレンジャー泥んこキャンプ 2日目午前
速報レポート26 ホタレンジャー泥んこキャンプ 2日目午後
速報レポート27 ホタレンジャー泥んこキャンプ 3日目午前
速報レポート28 ホタレンジャー泥んこキャンプ 3日目午後

■別年度のレポート
2016年度 久米島ホタルとトンボのビオトープ&秘密基地づくり 実施レポート
2015年度 久米島・ホタルレンジャーがつぐむ、人とホタルの里づくり 実施レポート

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