速報レポート１３「久米島小学校４年生親子レクレーション」

久米島では、４，５月に水生のクメジマボタル、や陸生のクロイワボタル、そして夏の８月から９月には、陸生のオキナワスジボタルガ鑑賞できます。その間の梅雨が明けて乾燥の続く６，７月は、少ないながらも場所によっては、オキナワスジボタルを見ることができます。しかし、最近の沖縄や久米島では、夜になると、ハブが怖いからという理由で、ホタルを見たことのない親子も多くなっています。そこで、久米島小学校の親子レクレーションの機会を利用して、ホタルの観察会を行いたいという保護者の方からの相談を受け、オキナワスジボタルの観賞と、夜のホタル館の生きものや、川の生きものを探索するプログラムを行いました。久米島に生息しているホタルについて、館長からのレクチャーを聞いていた保護者の方から、「こうした詳しい説明を聞くと、クメジマボタルってとっても貴重なことがわかります。」と、仰っていただけました。そして、久米島での生活の中で、自然に触れる機会を楽しむ生き方についても、お話しすることが出来ました。
「ほぅ、さすが、ホタル館だね、いっぱいいるさぁ」と、嬉しそうな皆さんの上を、夏のホタルのオキナワスジボタルが、星空の上を飛んでゆきました。この後は、夜の川辺で、テナガエビやオオウナギも、見ることが出来ました。

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