NO団体名主な企画内容
38 「アドベンチャーキッズスクール」実行委員会(大阪府) 「子どものための自然体験学校『アドベンチャーキッズスクール』」
通年コース「リトルコース」「キッズコース」「ミドルコース」「ジュニアコース」「チャレンジ隊」「子どもたちがいつでも心揺れる経験を提供」を目的に山・川・海と様々フィールドや内容の自然体験を企画。年代別に複数のコースを準備し、年代事に相応しいチャレンジプログラムを展開。

第3回活動速報レポート

日 時:6月4日~5日
「チャレンジ隊」(ジュニアコースに一期以上在籍した小学4年生~中学3年生)

年間テーマ/
「チャレンジ隊」は、これまでの経験と宿泊型の時間を活かし、自分たちでより大きな目標を達成していく一年間です。お子様が持つ、大きなチャレンジスピリッツ、心の豊かさを存分に発揮し、仲間とともに、大きくチャレンジしていく過程から、自分の可能性について、自分のありようについて、経験から学んでいきます。

第2回 6月4日~5日 チャレンジ隊 活動タイトル「サバイバル・キャンプ」
参加者         子ども26名 指導者4名

チャレンジ隊2回目の活動は、サバイバル・キャンプに挑戦!!海へでかけ、食料はソロ(ひとり、自分の分は自分で)で現地調達の1泊2日に挑戦してきました!ハギが持ってきた食事関係は、米+さしすせその調味料・プラスαの調味料のみ!あとは現地調達!子ども達は、それぞれ、自分の食料調達をイメージし、主に「釣り」で調達派と、磯で調達派に大きく分かれて行きました!小さいときから、自然の中で活動をしてきたメンバー。今度は、本当にスタッフの手助けなしで、自分でなんとか2日間を生き抜かなくてはなりません。釣りは、サビキや五目釣り。サビキではスズメダイが沢山釣れる!豆アジもつれた!五目釣りでは、大きなカサゴや、キュウセンも釣れた!!まずはひと安心!磯では、食べられる貝を獲ってみる!ジンガサ、カメノテ、クボガイ、スガイ!どれも、佃煮にしたらおいしいぞ!また、海の中に入っての釣りや、小網での魚調達に挑戦!それぞれ、何とか、夕食を手に、キャンプ場へ!ここからも、自分でおかずの調理をしなければ!魚を自分でさばき、焼いたり、煮付けにしたり、貝の佃煮を作ったり、中には、魚をすり身にして、さつま揚げを作ったり!たくさん釣った魚一匹一匹を丁寧に三枚におろし、てんぷら、から揚げ、煮付けにと3品を作るメンバーも。早々に、裁いていくメンバーを見ながら、もうできたん?!といいながらも、まったくあせらず、自分の魚を丁寧に調理していくメンバーも。全員無事、ソロで夕食を食べることのできた子ども達。しかし、翌朝、翌昼と、食料調達は続くのでした!自分で、様々なことを決断して、どうしようもないことをどうにかしていくこと。そんな体験が、子ども達の強い心を育むきっかけに繋がっていればと願っています。(ハギ)

1日目

さぁ、チャレンジ隊2回目は「サバイバルキャンプ!(海編)」に挑戦!
1泊2日、食料は、米+さしすせそ・+αの調味料のみ。
海から、ひとりひとり自分で、食料調達をして、2日間を乗りこえるぞ!

アメフラシを見て、「なぁ、なぁこれ食べられるの??」
食料調達は、大きく、海チームと、陸(釣り)チームに分かれます。
海チームは、まずは、貝で食料を確保していく作戦!

岩を良く見てみたり、水の中の石をひっくりかえすと、色々な貝が隠れています。さぁ、確保出来るかな?
釣りチームは、サビキと五目釣りで、魚をまずは調達したい!おっ!幸先良く魚がつれました!
もちろん、竿のセット、仕掛けの結びやエサ付けは自分でやります。チャレンジ隊の子ども達には、言うまでもありませんでした!

ヤッター!豆アジが釣れた!!うれしい!!
こちらは、竿がずいぶんしなっている!おせん(スズメダイ)がつれた!!
こちらは、2匹一度に釣れたー!釣りチーム順調にそれぞれ晩ごはんを確保した模様!

海チームも、貝をそこそこ確保して、次は、海の中を見ながらの原始釣りで、魚を狙う!
海の中を良く見ると、カサゴや、キュウセンという魚が泳いでいました!一度大きなカサゴにオモリごと持っていかれて、くやしい!!小さなカサゴをゲット!!
あれ??何を持っているの??

なぜか、大きな亀が海岸に!!カメちゃんは、しばし、みんなのペットに。
私も原始釣りをやる!!スタッフと粘るも、日が暮れてきて寒くて断念!これもくやしい!
釣りチームでは、ひとりのメンバーが大きなカサゴを2匹もゲット!みんな、「すごーい!いいな!」「僕も釣るぞ!!」

海チームは、帰り道で、最後に、たくさん貝を確保していく!ジンガサ、カメノテ。
自分で、なんとかしていく!ひとりで、ありとあらゆることを決断して、何とかしてみる!今回は、それが大事な経験と思っています。
箱めがねの中には、小網で取ったカサゴ、ギンポ、そして、貝!自分の今日の食料がたくさん入っているのでした!

さて、それぞれの晩ごはんの調達も終わり、キャンプ場へ。
テントと、お米は、班で共同です。まずは、共同作業をおわらせて、
自分の晩ごはん作りに取り掛かります。

自分で釣った魚を、自分でさばく!「うーん、揚げ物にしたいなぁ」
こちらは、火おこしをして、魚を焼きたい!
「3枚おろしをやってみる!」ひとつひとつ丁寧に、子ども達は自分で上手に魚をさばいていくのでした。

自分で考えて、ひとりで何とかしてみる!子ども達は、真摯にチャレンジしていました。今年のチャレンジ隊の子ども達のとってもいいところ。
こちらは、スズメダイの身をたたいて、「かまぼこを作っってみる」!現地調達だけれども、豊かでいい食事を目指す!完成は、とてもおいしい!
沢山獲った貝は、佃煮に!こまめに、下ごしらえをして、

限られた調味料で、味を整えて、貝を煮詰める!煮貝佃煮!
こちらは、沖縄の飯の友「油味噌」を作ってみる!「これと、ごはんだけでいけるわ!」おいしい!!
さばいた魚を串に刺して、カラカラに焼くと、おいしい塩焼きの出来上がり!

煮詰めた煮貝、佃煮は??ちょっとからいけれども、うまくいったよ!
カサゴは、味噌仕立ての煮魚に!みんなにひと口おすそわけ!「めちゃめちゃおいしい!」
何とかかんとかでも、自分で何とかしていく過程。ひとりひとりの晩ごはんは、過ぎていくのでした。

2日目

さて、2日目。朝起きてすぐ、朝とお昼のお米をたいて、
テントを撤収!本当にチャレンジ隊の子ども達は、あっという間!
朝、昼のおにぎりを自分で作って、

いざ、今日も海へ!
おにぎりだけでもいいやという気持ちもあるけれども、何となしにやってできることもあるけれども、
それで終わって残るのは、たいした事無いもの。さぁ、チャレンジ隊は、より大きな自分の目標に向かって、今日もトライだ!!

お昼ごはんを調達しに行くぞ!
釣りチームは、今日も、スズメダイが絶好調。あまりにもスズメダイが釣れるので、「食べられへんからリリース!」
貝とりは、大きなジンガサが一杯!更に磯場を奥地めがけて、いざ、行かん!

グレ(メジナ)が釣れた!釣りで調達しようとしているみんなは、色々な魚を調達したいようです。
昨日、海で食糧確保したメンバーは、今日は釣りで!
豆アジ、イワシ、カサゴ、キュウセンが、釣れました!やったね!

お昼ごはんは、豆アジだ!どうやってたべようかな?
海チームは、大きな貝を順調に確保。満潮だった潮がだんだんと引いてきて、貝もたくさん姿を見せてきます。
さぁ、そろそろお昼ごはんにしよう!獲りたての魚介類を、さっと、下ごしらえ!さばくのも早く、上手になった!

手早く、ささっと、おかずを作って、
おにぎりと一緒に「いただきまーす!」。みんなで、おすそ分け合い、持ち寄りあい。「みんなでつまもうよ!」
さっと食べたら、誰の使った道具などとは関係なく、全員の装備を全員で洗ってしまって、「よし、行こうよ!」

にぎやかな所に、みんな集まってきて、おすそ分け合い。体験の積み重ねは、本当に子ども達を大きくさせてくれるように思えます。
さぁ、最後、食料調達のお題目は終わるけれども、まだまだやってみたい!
晩ごはんは、おうちで食べられるから、心置きなく、「やってみたい!」に突き進む!

ねらうは、アジ、カサゴ!でも、毒魚が連発!!
海チームは、遠くに見える浜まで行ってみたいと磯の遠征開始!
昨年もチャレンジ隊メンバー達。「この岩、ロッククライミングで登れるかな?」。「洞窟みたい!」。

タコ発見!!みごとに捕まえることができました!すごいね!!
さぁ、そろそろ帰るよー!!
どうしようもないことを自分でどうにかしていく。ひとりで何とかやった。そんな過程のあった事実からの自信、「自分ひとりでもいける!」という自信。それらを持っていく経験になっていればと願っています。次回は、2泊3日のMTBツーリング。ひとりでもやれる自信を持って、自分で何とかしていく、そして、今度はチームで何とかしていく。さぁ、岡山まで人力で行くぞ!(ハギ)



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