NO団体名主な企画内容
38 「アドベンチャーキッズスクール」実行委員会(大阪府) 「子どものための自然体験学校『アドベンチャーキッズスクール』」
通年コース「リトルコース」「キッズコース」「ミドルコース」「ジュニアコース」「チャレンジ隊」「子どもたちがいつでも心揺れる経験を提供」を目的に山・川・海と様々フィールドや内容の自然体験を企画。年代別に複数のコースを準備し、年代事に相応しいチャレンジプログラムを展開。

第4回活動速報レポート

日 時:6月19日・・・同じ日程で3コース(リトル・キッズ・ミドルコース)実施
「リトルコース」(年長~小学1年生対象)

年間テーマ/
「リトルコース」は、身近な自然の中での、“あそび”を通して、お子様方一人ひとりがやってみたいと想ったことを、自分でどんどんやってみる、見てみる、触れてみる一年間です。お子様方のもつ好奇心、創造力、挑戦心を育み、新しい発見、新しい経験、地震を積み重ねていきます。

第2回活動 6月19日 活動タイトル「ひおこしめいじん」
参加者         子ども24名 大人5名

リトルコース第2回目の活動は、「ひおこしめいじん!」班のメンバーと一緒に、火おこしに挑戦です。今日はお昼ご飯を持ってきていません。火を起こすことができなければ、自分たちのおひるごはんはありません?! 小さい時は、お父さんや、お母さんがいつもやってくれていることを、自分でもやってみたいと思っているもの。それを最初から最後まで全部自分でできるのは、とてもワクワクすることかもしれません。はじめての包丁、はじめてのマッチ、はじめてのやきそば作りに、はじめてのことばかり。大人になってしまうと当たり前に出来ること、当たり前と思えることも、だれしも、最初のはじめての時はあったはず。ひとつひとつ神妙な顔つきで、小さな挑戦と、小さなできたを積み重ねていく子ども達。牛乳パックで作る「びっくり焼きそば」と「野菜スープ」の下ごしらえも、自分たちで、しっかりすすめ、さぁ、火おこし。勇気をもって、マッチで火をつけてみます。もちろん、全員やってみたいから、全員で一度マッチの練習。火をつける本番も、子ども達の順番で火がつくまで挑戦です。「ついた~!」の声と、踊りだしそうな子ども達。あとは、顔を真っ赤にしながら、火を大きくし、見事、自分たちの昼食を完成させ、自分でつくるのはおいしい!とほっぺをまん丸にして頂いた子ども達でした。(あまゾン)

さぁ、リトる2回目は、「ひおこしめいじん!」施設までの長い道のりも、寄り道していたら、あっという間!
途中、沢ガニをみつけて、人が集まる。みんな、新しい発見にワクワクします。
今日は自分たちで火をおこします。火おこしの仕方の説明も、手伝ってくれて、さぁ、いざ挑戦!

作るメニューは、牛乳パックで作る「びっくりやきそば!」と、おなべで作る野菜スープ。
材料を、せっせとせっせと、切っていきます。
失敗をおそれずに、どんどんいろんなことやってみよう!

包丁の数は限られているので、こちらは、手でちぎれるものをどんどんちぎっていくことに。
みんななんでもやってみたい!どんどん作業を進めていきます。
包丁の仕方も、スタッフから教えてもらって。

ひとりでできた!
固いにんじんも、最後まで投げ出さないで、こつこつと。
みんな小さいのに、とても上手だね。

どうしたらいいのか、相談しながら、どんどんやってみる。
見守るみんなも真剣なまなざし。
さてさて、野菜を細かく切ったら、びっくり焼きそばの準備!

アルミホイルを重ねた上に、焼きそばの面と、野菜をのせて!
それを丸ごと牛乳パックに入れて、準備完了!
お楽しみの火おこしに挑戦!

マッチもひとりづつ練習して、さぁ、本番はつくかなぁ~。
点火の瞬間!
どの班も、一発で大きな火を起こすことができました。

こちらのチームは、途中一度、火がきえかけましたが、みんなでなんとか考えて、ピンチ脱出!大人がやってしまうよりも、時間はかかりますが、自分たちで乗り越えたときの喜びは格別!!
火がおきたら、まずはスープを作ろう!熱いのも、我慢我慢。
火を大きくするのは、暑さとの戦い。こちらは、火の番をしている人に、風を送ってあげているところ。

嫌いな野菜もなんだか美味しそうに見えてきた!とポロリ。
味付けのコンソメの数はいくつにしようかな・・・。
味付けも、ばっちり!美味しいスープの完成です。

スープができたら、次は、びっくり焼きそば!
牛乳パックのふたをしっかりしめて、あとは、火のなかにほおりこんで、回りのパックがやけるのをまつだけ!
おいしくなれよ~!

まわりのパックが完全にやけたら、おいしい焼きそばの完成!
美味しそうなにおいに、もうまちきれない~!!パクリ!
おさらに入れて味付けをしたら、完成です。

みんなパクパク。あっという間に食べてしまったのでした。
料理の準備も、火お越しも、全部みんなでできた!少し焦げてしまった麺も一本ものこさず、綺麗に食べたお友達もおりました。自分でやってみるのは楽しいね!
最後は、綺麗に後片付け。みんなのお皿も、みんなでつかったボウルもほとんどひとりで洗ってくれたね!

最後は、やっぱり自由時間。みんなで裏山探検へ。実は山を1つ越えて、裏の牧場へ!!牛を見ることができたと、大満足なのでした。
みんな、おいしいやきそばと、スープができたね!みんなじぶんたちでやってみるのは、楽しかったかな?
みんなは、小さくたって、たくさん出来る力はもってる!次は川あそび!おもいっきってどんどんいろんなことやってみよう!

「キッズコース」(小学2年生~小学6年生対象)

年間テーマ/
「キッズコース」は、山や川、海、雪などの自然の中でのワクワク・ドキドキする活動に、みんなでやってみる、自分でやってみる、挑戦してみる一年間です。お子様方のあふれんばかりの挑戦心、好奇心、創造心を十分に発揮し、自分、自分たちでやってみる、やりきってみることから、豊かな心と、自分の可能性を育んで生きます。

第2回 6月19日 活動タイトル「ササマガダケ・ピークハント」
参加者       子ども24名 大人4名

キッズ2回目の活動は、ササマガダケ・ピークハント!433mの豊かな自然の残る笹間ヶ岳の登山に挑戦してきました。別名、湖南アルプスと呼ばれるこの山!子ども達は、地図を持って出発!自分達の班で、地図読みもして、頂上を獲って、無事登山口まで帰って来る!さぁ、道は、大丈夫?!最初の分かれ道、全班ともに間違って戻ってくる!2つ目、3つ目までは、やはり道を間違って戻る!しかし、子どもたちは、一日の活動の中で、自分たちの経験から気づいたこと、吸収することは、大人よりもはるかに多く、1日の中で吸収したものを、すぐにアウトプットできる力はすごいものがあります。2つ目、3つ目をすぎると、子ども達ももう、同じことは繰り返さないと、その後は、自分達の班で、地図をしっかり見て、急な坂、岩場を乗り越えていきます。歩くペースも、休憩場所も子ども達が決めていく山登り。子ども達が先頭で地図を片手にどんどん山を登っていく姿は、なにやら裏山探検にでかけていくようで爽快です。時に、ペースで男女がもめたり、仲良くみんなで行動食を食べたり、想わぬ野桑の実バイキング?!を満喫しながらも、全班無事、頂上の岩の上に立てたのでした!みんな、本当にお疲れ様でした!(ハギ)

さぁ、キッズコース2回目は「ササマガダケ・ピークハント!」
433mの豊かな自然の残る山「笹間ヶ岳」の登山に挑戦だ!
班の子ども達で自由にやっていいよ!みんなで、自由に決めて、頂上獲って、無事帰って来るんだよ!

地図を片手に、登山道を間違えないように。そして、小川を渡り、
シダのジャングルのような道を越え!
子ども達、やはり道が心配な様子。1つめ、2つめ、3つめの分かれ道までは、全班、間違えてしまいました。

あわてず、そんな時は、みんなで行動食を食べて、
道を確認!「こっちやって!」。子ども達は、1日の中で、失敗をモデルに、すぐに吸収して、次々新たな試行をしていきます。
それ以降は、道間違いはなし!3つめまでの分岐をもとに、分かれ道は慎重になったのかな?

ペース、休憩も子ども達で決めて進んでいきます。本格的な山道に入ると、なぜか早い、速い子ども達!
どんどん、どんどん登っていきます。
「ふー!」。お水も補給して、いざ頂上へ!

大きな岩のある場所に出てきました!
「これが、地図に書いてあるながめ岩と違う?!」
今日は、くもりですが、何とか、下界の眺めが見えました!

眺め岩に登って、記念撮影?!
さて、ここからは、岩肌の坂道が出てきました。ここは別名、湖南アルプス。岩場がおおい所以です。
ここからの景色はどうかか?脇道の岩場に入ってみる!

「ペース早い!」「遅いって!」。中盤は、ペースでもめる班ももちろん出てきます。
「あっ!ここ、地図に書いてある、工事専用の道や!」
工事専用道を一瞬横切り、すぐ、また、登山道へ入ります。頂上部への道のりです。

坂も急になり、しんどい!ペースも合わなくなってくる!
大人が、とりもって、うまくやってあげるのは、もしかしたら簡単なことかもしれません。
しかし、それでは、子ども達は、自分の体験からは気づけません。「あっ、きのこ!」「早く行こうよぉ~!」

自分達の成功、失敗の実体験。それをモデルに、次への試行をしていくこと。
教えてもらったことはすぐ忘れてしまいますが、自分の経験から学んだことは、人は忘れません。
それこそ、自分の挑戦、経験から得た財産です。さぁ、ロープを使って急な坂も進む!

「あっ!頂上近くの地蔵さまが見えてきた!」
頂上の八畳岩に到着!433mは、この岩の上!
最後は、はしごを登って、八畳岩の上に立つ!

ヤッター!到着!433m笹間ヶ岳制覇!
全班、2時間~2時間30分で、無事、ピークに到着!
「ふー。」。少しほっと一息。

「うわぁ、この岩、高い!」気を付けて!!
頂上からの景色を、班のカメラでパチリ。頂上からは、琵琶湖、大津の街並みが一望できました!
最初は、心配だったけれども、やってみたら、頂上に着いたら、簡単だったー!

おもいきってやってみたら、意外に、自分、自分達でできるやん!という事は実は多いものです。
みんなにもそんな力はたくさん隠れているぞ!さぁ、登山口まで無事に帰ろう!
下りの林道では、クワの実が沢山なっていました。クワの実のバイキング状態のこの班!「おいしい!」

こちらは、石に混じる石英を発見!
時間、大丈夫かな??こんな道通ったっけ?
ちゃんと、時計を見ながら、時間も気にできる!道のことも考えられる!

2年生もたくさんいるキッズコースですが、子ども達だって、自分達で、失敗もあるけれどもやっていけるんだ!
そんな、子ども達の力と、そして、まだまだ色々なことを失敗、成功をモデルに、あっという間に成長していける子ども達の可能性を感じた、キッズの登山でした!
全員、無事下山完了!お疲れさま!よくやれたね!次回は、沢あそび!今度は、おもいっきり挑戦だ!

「ミドルコース」(小学3年生~小学6年生対象)

年間テーマ/
「ミドルコース」は、様々な自然の中にでかけ、おもいっきり活動していく一年間です。たくさんの自然の中で、お子様方の好奇心を思う存分発揮し、あそびの中から生まれる挑戦を通して、様々なことに豊かな心をもって、チャレンジしていける、前向きな気持ちを育んでいく一年間です。

第2回 6月19日 活動タイトル「あき缶ごはんにちょうせん!」
参加者       子ども26名 指導者6名

ミドルコース第2回目の活動は、「あき缶ごはんに挑戦」というテーマで、自分で自分のご飯たきにちょうせんです。ところが、ごはんはおなべでたくのではありません。空き缶で、ごはんをたくおなべとミニかまどを自分で作ります。いつもは、班のメンバーと一緒にチャレンジすることが多いのですが、今回は、ひとりで挑戦。スタッフのアドバイスに耳を傾けながら複雑な工程をひとりで頑張ります。缶きりを使っての、作業は想った以上に大変です。途中であきらめそうになる気持ちと、自分自身戦いながら、なんとかあきらめずに、おなべとミニかまど完成!ここで安心してはいられません。ごはんをたくには、火おこしもしなくてはなりません。慎重にマッチに火をつけわりばし薪に燃え移ると、一気にうちわでお扇ぎます!火力が勝負とばかりに一気に強火にしようと頑張る子ども達。その表情も真剣です。なかなか火がつかず何度も挑戦するメンバーたち。自分であきらめたらそこで終わってしまう今回の活動、みんな、よく途中であきらめずに何度も何度もチャレンジして、ごはんを炊き上げることができました。(アントニー)

さぁ、今日は、自分ひとりであき缶ごはん作りに挑戦!
スタッフからあき缶ごはんの作り方を聞いたら、さっそくスタート!
今回は、ソロ(ひとり)でチャレンジです。

本当に自分はごはんを炊くことができるのか?!
お昼ごはんを食べることができるのか?!そんな気持を感じながら、作業を進めていく子ども達。
こちらは、かまどになる部分のあき缶を加工しているところ。

こちらは、缶切りを使って、フタをあけていきます。
もちろん進め方も、子ども達に任せます。
中々加工できずに苦戦するメンバーもいましたが、自分で何とかしようと一生懸命頑張ります。

こちらのメンバーは、早々にあき缶の加工を終わらせ、米を研ぎ、火おこしへ!
他のメンバーも続々と缶の加工を終え、米とぎにとりかかります。
自分たちで研いだ米がどんなふうになるのか、ワクワクしている様子。

全ての準備を整えたら、火おこしにチャレンジ!
最初にスタッフに聞いた火おこしの方法を思い出しながら、自分でやってみます!
新聞紙や木がしけって、火がついてもすぐに消えてしまいます。

それでも、何度でもチャレンジし、火力を上げようと一生懸命あおぎます!
全部自分で準備したあき缶にお米、絶対にごはんを食べるぞ!そんな子ども達の気持が伝わってきます。
沸騰するまで強火で一気に!

うちわで扇ぐ、その手にも自然と力が入ります。
子ども達の表情も真剣!どんなごはんになるのか、期待と不安を感じつつ、火を絶やさないように頑張ります。
6年生のメンバーは、さすがに早い!あっという間に炊き上げ、まずは試食と「パクッ」!

自分のお米は炊けているのかな??残っている水分の量を確認!といいつつ中がどんな様子なのか、とっても気になっている様子。
炊き上がったかな!ごはんを混ぜて、下のほうも確認!おいしそう!
こちらのメンバーは、水分をできるだけ取り除こうと、納得いくまでチャレンジです!!

どんなに、時間がかかっても、絶対に投げ出さない子ども達!
炊き上がったごはんの準備ができたら頂きます!
さぁ、自分で炊き上げたご飯は、どんな味がするのかな?!

「おいしい!」自分で炊き上げたご飯。その味は格別です。
最後の一粒まで無駄にしたくないと、缶の底についているご飯もきれいにとれました!
こちらのメンバーは、最後にもう一度ごはんを炊いてみたい!ということで残ったお米を使って2回目のチャレンジ!

すると、自然と他のメンバー達が集まってきて、いつの間にか、3人でチャレンジすることに!炊き上がったごはんもたいへんおいしくできたようです。みなさん、お疲れ様でした。最後まで、本当によく頑張ったね!次回は、海つりに挑戦するぞ!



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