NO団体名主な企画内容
1 上美生学童クラブ(北海道) 「MISSION POSSIBLE(ミッション・ポシブル)~おさかな大作戦」
ちょっとヒントで可能となる「本当の自然体験」を、ちょっと危険な「川」を舞台に活動。ザリガニ捕獲作戦!や水生昆虫捕獲作戦!、ニジマス捕食作戦!に挑み、最後のキャンプ大作戦でミッションの集大成を発揮!

速報レポート2 MISSION POSSIBLE 02

日  時 2012年5月12日(土) 12:45~15:15
名  称 両生類&昆虫捕獲作戦
場  所 シブサラビバウシ川 (芽室町平和)・片道20km
気象条件 気温9℃・晴れ~くもり・たまに強風
参加者  子ども10名 スタッフ3名
★いよいよ遠出★

前日までは寒く、雨が降っていたし、北海道内では大雪に見舞われた地域もあったが、今日は雲が多いながらも青空が見える。気温が9℃しかなくても、なんとなく暖かく感じる、そんな日だった。
今回はミッション初の遠出。車で30分ほどかかる、同じ芽室町内の北のはずれ、平和地区のシブサラビバウシ川。清水町・鹿追町との「国境地帯」で、もちろんクマの生息地。坂本がよく魚をとりに行くところだ。


久(ひさ)しぶりの青空(あおぞら)

★楽しいドライブ★

 個人の車を使用して出かけることに違和感を覚える人もいそうだが、活動の幅を広げるためにはある程度の遠出は必要だと思うし、バスをチャーターするほどの人数でもないし、お金もないし…。今回は、坂本の他、昨年の春から夏にスタッフとして関わっていた荒巻<くみちゃん>が車を出してくれることになった。


藪(やぶ)に隠(かく)れた沼(ぬま)を捜索(そうさく)

★種類が豊富★

本流は川幅に比べて水量が少なく、溺れることが難しい小川で、子どもの長靴ぎりぎりの深さ。場所を変えると、いろいろな種類の魚がとれる、おもしろい川だ。
近くにある沼は、カエルやサンショウウオの産卵場所で、大きなゲンゴロウやヤゴをはじめ、いろいろな昆虫の親子?も生息している。
半魚人<きょうすけ>は、さっそく沼の捜索を開始。あっという間に、体長3cm超えの大きなゲンゴロウを捕まえた。


上流(じょうりゅう)をめざす一行(いっこう)

★探検隊は上流へ★

暖かいとはいえないこともあって、短時間で飽きた子は、車の中で話をしたり、持参したお茶を飲んだりしていた。興味のある子は、熊よけの鈴を身に着けている<けんと>について上流へと冒険の旅に出た。
定番のドジョウにトゲウオ、珍しいヤツメウナギ、大きなカジカ、とどめは13cmのドジョウと、次々にいろいろな魚が取れるので、やめられなくなった<けんと>組の<とわ>、<あかね>、<きょうすけ>、<ゆうすけ>の4人は、かなり奥地まで進んでいったらしい。


張(は)り切(き)る高学年(こうがくねん)女子(じょし)

★今回の収獲★

長い子で1時間半ほど楽しんでいたが、全体の収獲は、魚類が(1)ドジョウ12匹(最大で13cm)、(2)トゲウオ7匹、(3)ヤツメウナギ5匹、(4)カジカ1匹(体長9cm)、両生類は(5)サンショウウオの卵、昆虫の(6)ゲンゴロウの大2匹、中・小あわせて3匹、(7)ヤゴ、その他各種昆虫、だった。
前回と違い、たくさんとれたので、魚は今回からきちんと図鑑で種類を調べて、数量とともに記録することにした。昆虫は、資料も知識もなく、あいかわらず大ざっぱな分類となった。


大(おお)きなやつら

課題・成果

1.今回は、ヒグマとダニの話を事前にした。特に、身体についたダニは、早めに取り去るように話をした。近いうちに、クマよけの鈴を若干購入しようと思う。
2.着替えを用意したり、濡れたらどうするかなど、自分で考えられるようになってきたように思う。学童クラブには、一応、下着以外の予備の衣類を用意してある。
3.餌を与えたり、網ですくったりして、水槽の中の生き物を気にする子が多くなったようだ。飼育担当は、あえて決めないでいこうと思う。



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