NO団体名主な企画内容
7 一般社団法人アーバンネイチャーマネジメントサービス(千葉県) 「谷津干潟ジュニアレンジャー2012」
カニ釣りやだんご虫レースなどで身近な自然に親しむことからはじめ、地域の特徴的な自然である干潟を「知る・守る・伝える」活動を年間を通じて行う。終了後はリーダーとして活躍する人材を育てる。

活動レポート1 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう」

日時:2012年5月20日(日)
参加者:子ども12名、指導者2名
活動の概要

 谷津干潟にはどんな生きものがいるのか調べました。カニ9種類、貝6種類、魚5種類、海藻2種類、その他ゴカイ、ヤドカリなど合計24種類の生きものが見つかりました。採集した生きものを持ちかえり、6月9・10日の谷津干潟の日の生きものコーナーの案内役として生きものの特徴を観察しました。


カニの持ち方は完璧マスター。はさまれないように後ろから甲らを持ちます。

泥にすむヤマトオサガニはこの日一番多く採集しました。

見つけた生きものを手にのせたり、みんなで観察します。


親指のつめくらいの小さな子ガニも見つけました。

バケツとシャベルを片手にはいポーズ。

来月の谷津干潟の日に行う生きものコーナーの実施に向けて、見つけた生きものの特徴を観察しました。

ジュニアレンジャーの感想(活動後のふりかえり・ジュニアレンジャー手帳より)

「ブドウガイのたまごを見つけた。ぷにぷにして気持ちよかった」
「カレイの子どもの死体が多かった」
「干潟の泥が前に入ったときよりかたくなっているように感じた」

成果

生きものを探すテクニックを身につけることができた
・干潟の生きもの調査では、生きものを探してつかまえることからはじめ、泥の中のカニやゴカイなど巣穴を掘るコツをつかみ、カニの正しい持ち方など身につけることができていた。
・生きもの調査が2回目のジュニアレンジャーは、どこにどんな生きものがいそうか予測し生きものを見つけだす力がついてきたようだ。

生きものに愛着を持って接することができた
 ・カニにはさまれたり、貝に指をかじられたりする体験を通して干潟の生きものに親しみを持つ姿が見られた。
 ・採集して持ち帰った生きものを、手にとってじっくり観察することで、細かな生きものの美しい色合いやおもしろい動きなど発見を深めることができている様子だった。



活動レポート1 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう」
活動レポート2 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう&生きものコーナー準備」
活動レポート3 干潟を伝える「谷津干潟の日-さわってみよう!干潟の生きものコーナーの案内」
活動レポート4 交流活動「谷津干潟の日-藤前干潟ガタレンジャーJrと交流しよう」
活動レポート5 干潟を伝える「習志野きらっと祭り」
活動レポート6 干潟を守る「谷津干潟のゴミ拾いをしよう」
活動レポート7 干潟を知る「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
活動レポート8 交流活動「ブーンドル湿地の人と交流しよう」
活動レポート9 「ジュニアレンジャーリーダー合宿」
活動レポート10 「野鳥のカウント調査」
活動レポート11 「2012年子ども湿地交流in谷津干潟 ~中海・宍道湖・谷津干潟 結ぼう人と湿地の輪~」
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