NO団体名主な企画内容
7 一般社団法人アーバンネイチャーマネジメントサービス(千葉県) 「谷津干潟ジュニアレンジャー2012」
カニ釣りやだんご虫レースなどで身近な自然に親しむことからはじめ、地域の特徴的な自然である干潟を「知る・守る・伝える」活動を年間を通じて行う。終了後はリーダーとして活躍する人材を育てる。

活動レポート10 「野鳥のカウント調査」

日 時:2012年9月2日(日)

活動の概要

 9月はシベリアで子育てを終えたシギやチドリが谷津干潟に立ち寄る季節。長年、谷津干潟の野鳥を数えている国設鳥獣保護員の石川勉さんと一緒にサギやカワウ、渡り鳥のダイゼンなどを数え観察を深めました。


望遠鏡をのぞきながらカウンターを片手にカワウのカウント挑戦。

カウント数を記録します。潮の引き具合も記録するとよいとアドバイスを受けました。

カウント調査歴40年の石川さん。両手でカウントを行います。


図鑑をつかってサギの種類を調べます。くちばしや足の色で見分けることを知りました。

観察後には鳥に変身するプログラムを体験し渡り鳥の体の仕組みを学びました。

石川さんにカウントをはじめたきっかけや谷津干潟に対する思いを聞きました。

ジュニアレンジャーの感想(活動後のふりかえり・ジュニアレンジャー手帳より)

「ダイサギをカウントしたら石川さんと同じ数だったのでうれしかった」「アオサギの幼鳥と成長を見分けられた」「カウントしている最中に鳥が飛んでしまい数え間違いが多かった」「ダイゼンは地面と同じような羽の色で数えにくかった」

成果

野鳥観察ポイントやカウント調査の技術を学ぶことができた。
・日常的にカウント調査を行っているが、改めてカウントの際に気をつけることや鳥の数以外に記録しておくと役立つ自然情報についてアドバイスを受けた。カウント調査体験を通して野鳥観察のおもしろさや観察の奥深さを学ぶことができたであろう。

野鳥のカウント調査が谷津干潟を守ることにつながることを実感できた。
・40年以上野鳥のカウント調査を続けている石川さんの谷津干潟に対する思いや埋め立てが始まり谷津干潟を守るためカウント調査をはじめた話などを聞き、継続的な野鳥のカウント調査が干潟を守ることにつながっていることを実感できたのではないか。



活動レポート1 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう」
活動レポート2 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう&生きものコーナー準備」
活動レポート3 干潟を伝える「谷津干潟の日-さわってみよう!干潟の生きものコーナーの案内」
活動レポート4 交流活動「谷津干潟の日-藤前干潟ガタレンジャーJrと交流しよう」
活動レポート5 干潟を伝える「習志野きらっと祭り」
活動レポート6 干潟を守る「谷津干潟のゴミ拾いをしよう」
活動レポート7 干潟を知る「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
活動レポート8 交流活動「ブーンドル湿地の人と交流しよう」
活動レポート9 「ジュニアレンジャーリーダー合宿」
活動レポート10 「野鳥のカウント調査」
活動レポート11 「2012年子ども湿地交流in谷津干潟 ~中海・宍道湖・谷津干潟 結ぼう人と湿地の輪~」
活動レポート12 干潟を守る「淡水池の生きもののすみかをつくろう-生きもの調査」

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