NO団体名主な企画内容
7 一般社団法人アーバンネイチャーマネジメントサービス(千葉県) 「谷津干潟ジュニアレンジャー2012」
カニ釣りやだんご虫レースなどで身近な自然に親しむことからはじめ、地域の特徴的な自然である干潟を「知る・守る・伝える」活動を年間を通じて行う。終了後はリーダーとして活躍する人材を育てる。

活動レポート3 干潟を伝える「谷津干潟の日-さわってみよう!干潟の生きものコーナーの案内」

日時:2012年6月9日(土)
参加者:子ども15名、大人6名、指導者5名
活動の概要

 谷津干潟がラムサール条約に登録されたことを記念したお祭り「谷津干潟の日」。今年は登録19周年目を迎え、地域の自治会や団体など700名の関係スタッフによる出店やイベントが行われ約4,800人が来場しました。ジュニアレンジャーは谷津干潟自然観察センター内で「さわってみよう!干潟の生きものコーナー」の準備から案内を行い、来館者に干潟の生きものの魅力を伝えました。


開会式ではジュニアレンジャーが「谷津干潟の日をみんなで楽しみましょう!」と元気よく開会宣言しました。

ひがたの生きものコーナーでは10種類の水槽を展示し、生きものを案内しました。

小さな子も生きものに興味しんしん。安心してさわれるように、生きものの持ち方を教えました。


一番人気のヤドカリ。手にのせてじっとまっていると顔を出します。

大きなカニも、腕をつたって歩きます。まるでカニの腕時計のよう。

頭にカニをのせるとお客さんもびっくり。じっとしていると案外おとなしい干潟のカニたち。

ジュニアレンジャーの感想(活動後のふりかえり・ジュニアレンジャー手帳より)

「小さい子もカニをさわっていてすごいと思った」
「お客さんが色々な生きものに興味を持ってくれてよかった」
「貝がしおを吹いてびっくりした。お客さんに生きものの特徴を教えてあげたら喜んでくれた」

成果

人に伝える楽しさを感じることができた
・子どもから大人まで幅広い層の来館者案内を通して、人に伝える楽しさを感じていたようだ。
・小さい子には目線を低くして案内したり、怖がっている人にはまず自分がさわってみせ安心してもらうよう工夫するなど対象に応じた案内ができていた。
・谷津干潟の日に関わるボランティアスタッフなど異年齢の人との関わりを通して人とコミュニケーションをとることの楽しさを感じている様子が見られた。

責任を持ってコーナーを運営した
・生きもの採集や紹介カードなど事前準備から案内、片付けまで自分たちで責任を持って行うことを通して、主体性を発揮することができたと思う。

ジュニアレンジャーの活躍が祭りを活気づけた
・元気なジュニアレンジャーの開会宣言やコーナーの運営によって、館内に活気が生まれ谷津干潟の日を盛り上げることに貢献した。


活動レポート1 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう」
活動レポート2 干潟を知る「干潟の生きもの調査をしよう&生きものコーナー準備」
活動レポート3 干潟を伝える「谷津干潟の日-さわってみよう!干潟の生きものコーナーの案内」
活動レポート4 交流活動「谷津干潟の日-藤前干潟ガタレンジャーJrと交流しよう」
活動レポート5 干潟を伝える「習志野きらっと祭り」
活動レポート6 干潟を守る「谷津干潟のゴミ拾いをしよう」
活動レポート7 干潟を知る「ひがた博士と谷津干潟の生きものしらべ」
活動レポート8 交流活動「ブーンドル湿地の人と交流しよう」
活動レポート9 「ジュニアレンジャーリーダー合宿」
活動レポート10 「野鳥のカウント調査」
活動レポート11 「2012年子ども湿地交流in谷津干潟 ~中海・宍道湖・谷津干潟 結ぼう人と湿地の輪~」
活動レポート12 干潟を守る「淡水池の生きもののすみかをつくろう-生きもの調査」

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