NO団体名主な企画内容
17 上越市立大手町小学校(新潟県) 「みんなでつくろう ゆめのくに ~あおぞらランド~」
1年生(あおぞら学年)みんなの思いや願いをもとに、校庭に巨大な粘土の家やアスレチックを備えた夢の遊び場を作る。教育課程でよく行われるアサガオの栽培や生き物の飼育活動を、遊び場づくりを中核に関連付けて行うことで子どもたちの意欲を引き出す。

活動レポート2 「あおぞら植物園をつくろう①~お腹でアサガオの種を温めて発芽させる~」

日 時:5月13日(月)、14日(火)
場 所:大手町小学校1年教室
参加者:児童46名、指導者2名
活動目的

○自分が植えるアサガオの種を選んだり、選んだ種をお腹で温めて芽を出したりする活動を通して、アサガオに親しみ、大切に育てようとする気持ちを育む。

活動内容

4月、2年生からアサガオの種をプレゼントしてもらいました。2年生の思いがいっぱいこもっているアサガオの種です。1年生の子どもたちは、2年生からのプレゼントに大喜び。「先生、いつ植えるんですか?」「早く植えてみたいよ!」など、子どもたちはアサガオの種を植えることに意欲を見せていました。


2年生から種のプレゼント

 そこで、まずは、たくさんの種の中から自分が植える種を5粒選びました。この『選ぶ』という行動が、子どもたちに「ぼくのアサガオ・わたしのアサガオ」という意識を育んでいきます。子どもたちは、種を手の平の上に乗せてじっくり眺めていました。そして、アサガオの種の一粒一粒が形や色、大きさなど少しずつ異なることに気付きました。「ぼくの種はお月様みたいにきれいな形だから、きれいな花が咲くと思うよ」「わたしの種は、全身が真っ黒でかっこいいから選んだよ」など、子どもたちは自分なりの理由をもとに種を選んでいました。


選んだ種を大切に袋にしまう

 次に、アサガオの鉢に土を入れて、植える準備が完成です。5粒の種の中から4粒を選んで植木鉢に植えました。指で土に穴を空けて、アサガオの種を入れます。その上に、土をそっとかぶせました。
 残った1粒の種は、濡らした脱脂綿に包んでからストッキングでお腹に巻きました。お腹で種を温めて発芽させます。植木鉢に植えた種とお腹で温めた種、どちらが早く芽を出すか楽しみです。

お腹で種を温めて発芽させる方法 ①アサガオの種を濡らした脱脂綿に包みます。
②乾燥しないように脱脂綿の周りをラップで包みます。
③古くなったストッキングを半分に切って、その中にラップで包んだ脱脂綿を入れます。
④ストッキングをお腹に巻いて、後ろでしばります。
⑤1日、ストッキングをお腹に巻いて過ごします(お風呂や寝る時ははずしても大丈夫)。
⑥1日、2日程度で発芽します。

※参考文献
 『食農教育 3月号』,(農山漁村文化協会,2011年)


種を優しく植える

お腹でアサガオの種を発芽



活動レポート1 「『みんなでつくろう ゆめのくに~あおぞらランド~』の活動目的及び活動構想」
活動レポート2 「あおぞら植物園をつくろう①~お腹でアサガオの種を温めて発芽させる~」
活動レポート3 「あおぞら植物園をつくろう②~アサガオさんへの『がんばりうちわ』をつくろう~」
活動レポート4 「あおぞら植物園をつくろう③~お腹で温めたアサガオの種が発芽したよ~」
活動レポート5 「あおぞら植物園をつくろう④~畑にサツマイモを植えよう~」
活動レポート6 「あおぞらランドをつくろう①~グラウンドの遊具や自然と遊ぼう~」

■別年度のレポート
2023年度 Let's Go! 高田の自然に飛び出そう,遊ぼう,見つめよう! 実施レポート
2022年度 見つめる!伝える!わたしの青田川 ~我ら青田川探検隊~ 実施レポート
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