NO団体名主な企画内容
17 上越市立大手町小学校(新潟県) 「みんなでつくろう ゆめのくに ~あおぞらランド~」
1年生(あおぞら学年)みんなの思いや願いをもとに、校庭に巨大な粘土の家やアスレチックを備えた夢の遊び場を作る。教育課程でよく行われるアサガオの栽培や生き物の飼育活動を、遊び場づくりを中核に関連付けて行うことで子どもたちの意欲を引き出す。

活動レポート6 「あおぞらランドをつくろう①~グラウンドの遊具や自然と遊ぼう~」

日 時:5月28日(火)、29日(水)
場 所:大手町小学校グラウンド
参加者:児童46名、指導者2名
活動目的

○サツマイモの絵本の読み聞かせの活動やサツマイモの苗を植える活動を通して、サツマイモに親しみ、大切に育てようとする気持ちを育む。

活動内容

 大手町小学校のグラウンドには、ジャングルジムやうんてい、鉄棒、土管など様々な遊具があります。遊具は、子どもたちにとって楽しい遊び場です。そこで、これらの遊具が集まっているグラウンドの一角を活動のフィールドにしました。今後は、遊具で遊んだり、自分達で遊び場(以下、あおぞらランド)をつくったりする活動を行っていきます。教室だけではなく、青空の広がるこのランドが子どもたちの学びの場となります。子どもたちは、あおぞらランドで自分のやりたいことを考えて活動します。
 まずは、子どもたち一人一人が、たっぷりと遊具で遊ぶ時間をもちました。ジャングルジムに登る子、鉄棒で遊ぶ子、土管の中に隠れる子など、子どもたちは思い思いの遊びに取り組みました。そうすることで、子どもたちから、「楽しかった」「またやってみたい」という気持ちを引き出すことができました。
 また、遊具の周りには、7、8本の木が生えています。近くに蛇口もあり、子どもたちは、遊具での遊びとともに、木や土、水、風など自然を使った遊びも行っていました。この場所は、必要なものが一か所に集まっているので、子どもたちに『自分達の場所』という意識をもたせやすいと考えました。さらに、同じフィールドで活動したり、道具を共有したりすることで、友達とのかかわりも必然的に生まれてきました。


ジャングルジムで遊ぶ

土を掘って地面に穴を空ける

風の力でスーパーの袋を凧揚げ


木登りを楽しむ子どもたち



子どもたちの作文シートから

A児
 二・三じかんめにランドですごしました。ぼくは、みずでっぽうであそびました。みずでっぽうでみずをだして、みずをあててたのしかったよ。みずでっぽうであそんだときは、○○○○くんとあそびました。みずでっぽうがすごくおもしろかったよ。

B児
 二・三じかんめにランドですごしました。ぼくは、ランドできのぼりがたのしかったです。あと、ランドでひるやすみもいろいろなことをしてたくさんあそびたいとおもいます。ランドで、こんどいろんなひととおもいっきりげんきよくあそびたいです。たくさんのひとがきのぼりをとってもだいすきです。きのぼりでうえからおちそうでめっちゃくちゃこわかったけど、すごくたのしかったです。



活動レポート1 「『みんなでつくろう ゆめのくに~あおぞらランド~』の活動目的及び活動構想」
活動レポート2 「あおぞら植物園をつくろう①~お腹でアサガオの種を温めて発芽させる~」
活動レポート3 「あおぞら植物園をつくろう②~アサガオさんへの『がんばりうちわ』をつくろう~」
活動レポート4 「あおぞら植物園をつくろう③~お腹で温めたアサガオの種が発芽したよ~」
活動レポート5 「あおぞら植物園をつくろう④~畑にサツマイモを植えよう~」
活動レポート6 「あおぞらランドをつくろう①~グラウンドの遊具や自然と遊ぼう~」

■別年度のレポート
2023年度 Let's Go! 高田の自然に飛び出そう,遊ぼう,見つめよう! 実施レポート
2022年度 見つめる!伝える!わたしの青田川 ~我ら青田川探検隊~ 実施レポート
2020年度 創って学ぼう! みんなで わくわ~く!(様々なものに、みんなで、自分で、わくわくしながら創り出す(work) ことで成長を目指す) 実施レポート
2017年度 2頭のポニーとみんなでぐんぐん~年間を貫く体験活動と言語活動で自分自身や友達の成長に気付く~ 実施レポート
2014年度 とことん青田川~体験活動と言語活動をつなげて学びを深める~ 実施レポート

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