NO団体名主な企画内容
14 国立市立国立第七小学校(東京都) 「校長先生と身近な自然体験チャレンジGO3(スリー)!」
地域の自然観察・研究だけに留まらず、クヌギやコナラ、リンゴ、カキの植栽、トウキョウサンショウウオやアカハライモリ、川魚の飼育を行い、学校にいる間はいつでも自然に触れ合える企画。

速報レポート3 「2年生 身近な地域での自然観察体験学習」

実施日 平成27年6月5日
参加者 児童+教員 合計69名

 本校の教育課程の柱は、自然体験を多く取り入れた教育活動を行うことです。もともと自然大好きな校長は、身近な地域の自然のあれこれを日常的に理科・生活・総合学習の通信などを発信しております。もちろん、あちこちを子供と一緒になって出掛け、様々な自然体験的な活動を存分に行っているのが本校の現状でもあります。自然体験というと、山や海に行き、そこで目的を達成するように思う傾向がありますが、費用も掛かり、何度も行くことができる訳でもありません。そこで、本校では、恵まれた地域の自然を生かした自然体験を計画的に行っています。身近に季節感を知らせてくれる光の輝きや風の動き、空気の流れ、土や草のにおいなど。自然の織りなす様々な営みに五感を研ぎ澄ませ、触れ合わせる自然体験は、児童の健全育成はもちろん、人格形成にとても大切なことであると思っています。また、身近な生き物の生活の様子をじっくりと眺め、その生き物の特徴を観察し調べることはもちろん、周りの環境との関連性について思いを巡らすことも、自然体験の重要な意味であると考えています。
 6月5日(金)、2年生63名と近くの湧水の流れる場所や府中用水に行き、生活科の学習として、様々な生き物探しの活動を行ってきました。身近な動物や植物などの自然とのかかわりに関心をもち,自然のすばらしさに気付き,自然を大切にしたり,自分たちの遊びや生活を工夫したりすることは、生活科の大切な目標でもあります。当日、児童は皆、手には網やバケツを持っては、生き物ゲットにやる気満々の様子。まず、湧水流れる場所に行き、キャーキャー!ワーワー!と、その水の透明感や冷たい感覚を五感を通して感じることができたようです。始めは水の中に入ることに躊躇していた児童も、いつの間にか水に入り、歓声を上げていました。ここでは、カワエビ、アメンボ、カワニナ、アマカエルなどを見つけることができました。近くで眺めていたご老人も、「子供のころには、わしもよくやったもんだよ。今でもこうやって、自然の中で遊ばせることは大切なことだね。
 子供が川で遊ぶ様子をこの頃はあまり見なくなったけど、こういう姿を見ることは嬉しいね。学校で遊びにつれてきてくれるなんて、今の子供は幸せだね!」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。しばらくして、府中用水の方へと移動しました。
 ここでも校長先生が、生き物ゲットの講義と実習がありました。まず、用水の底に沈んでいる泥を網ですくい、それをコンクリートの上にぶちまけます。泥や葉っぱなどいろいろありますが、これを丁寧に手に選り分けていくと、いるわ、いるわ、わんさかと。カワエビやドジョウ、オタマジャクシにザリガニなどのゲットに児童は皆夢中。泥がきたない!汚れるからイヤダ!なんていう子は一人もいません。あちこちから、○○ゲット!△△採った!□□見つけた!という声・声・声。自然とふれあい、生き物と接し、児童は大満足の生活科の時間だったようです。たくさん遊び、発見し、友達と楽しい時間を過ごし、貴重な自然体験・生活科の授業ができたと思います。今後も、地域の特性を生かして、素晴らしい教材である自然の生き物や自然の営みに気付かせていきたいと考えています。自然体験バンザイ!







速報レポート1 「6年生 日光移動教室での自然体験学習」
速報レポート2 「4年生 身近な地域での自然観察体験学習」
速報レポート3 「2年生 身近な地域での自然観察体験学習」
速報レポート4 「5年生 身近な地域での自然体験(稲作体験学習)」
速報レポート5 「全校児童で校庭をフラワーランドにしよう!」 
速報レポート6 「行って来ました!5年生野外体験教室!」 
速報レポート7 「校庭でバッタゲット大作戦!」 
速報レポート8 「100年の森構想・・・雑木林づくり大作戦!」
速報レポート9 「国立七小どろんこ遊び大作戦!」

■別年度のレポート
2014年度 校長先生と身近な自然体験チャレンジGO! 実施レポート
2013年度 国立市立国立第七小学校「みんなで自然体験推進レッツ・ゴー!」 実施レポート

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