NO団体名主な企画内容
14 国立市立国立第七小学校(東京都) 「校長先生と身近な自然体験チャレンジGO3(スリー)!」
地域の自然観察・研究だけに留まらず、クヌギやコナラ、リンゴ、カキの植栽、トウキョウサンショウウオやアカハライモリ、川魚の飼育を行い、学校にいる間はいつでも自然に触れ合える企画。

速報レポート9 「国立七小どろんこ遊び大作戦!」

日時  平成27年10月21日
参加者 児童40名+教員2名
泥だんごづくりを楽しもう!・・・土のにおいに感じ、土と遊び、土に親しむ。

 本校保護者で、建設会社関係の方よりいただいたトラック5台分もの土をどうしたかというと、ほとんどが雑木林の林床用として使用しましたが、その残りは築山づくりをしました。校庭には砂場はありますが、どろんこ遊びができる泥、つまり土はほとんどありません。砂では泥だんごづくりには適していません。そこで、児童と一緒に泥の山を作り、そこで泥だんごづくり・泥遊びができるようにと考えました。5・6年生の児童と一緒にリヤカーで10数回運び土を運んだので、かなりの量になります。将来的にはその築山のてっぺんからターザンロープで遊べるような遊具作りも計画しています(ロープはすでに購入済)。
 今回はその土を使っての泥だんごづくり教室を実施しました。校長が校内放送で「今から泥だんご作りしたい人は、築山に集まりましょう。泥だんご教室の始まりです。」と呼びかけると、たくさんの児童が集まりました。校長自身、泥だんご作りに夢中になった小学生の頃を振り返りながら行いました。子供達が土とふれあい、土のにおいや感触を楽しむことは、五感を活用する活動にも通じ、とても意義あるものだと感じています。現代の生活では、清潔さやきれいさが優先してしまい、大切な部分が置き忘れられているような気がします。幼少期の子供達には、それとは真反対にまっ黒に汚れたり、どろんこ遊びに夢中になるような活動もさせたいという思いがあります。土のにおいや手触り感を通して、さらに土と親しむことは、そのまま有益な自然体験になると考えています。土でだんごを作りながら、自分の手が汚れること、汚れてもなおだんご作りに夢中になり続けることの価値は、この時期の子供には高いと思います。
 はるか昔、縄文時代に土器をこねて作っていた人と、国立七小の築山で泥だんご作りで手を汚している子供達とは、DNAでどこかつながっているのではないかとさえ思ってしまいます。







速報レポート1 「6年生 日光移動教室での自然体験学習」
速報レポート2 「4年生 身近な地域での自然観察体験学習」
速報レポート3 「2年生 身近な地域での自然観察体験学習」
速報レポート4 「5年生 身近な地域での自然体験(稲作体験学習)」
速報レポート5 「全校児童で校庭をフラワーランドにしよう!」 
速報レポート6 「行って来ました!5年生野外体験教室!」 
速報レポート7 「校庭でバッタゲット大作戦!」 
速報レポート8 「100年の森構想・・・雑木林づくり大作戦!」
速報レポート9 「国立七小どろんこ遊び大作戦!」

■別年度のレポート
2014年度 校長先生と身近な自然体験チャレンジGO! 実施レポート
2013年度 国立市立国立第七小学校「みんなで自然体験推進レッツ・ゴー!」 実施レポート

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