NO団体名主な企画内容
41 橋本ひだまり倶楽部(和歌山県) 「「郷土の森」もっと知って、自然を活かして、不便を楽しむ!!」
郷土の森の豊かな自然を生かし、植物・昆虫・野鳥観察や、染め物体験など森林を満喫する。またガスや冷暖房設備のないログハウスで、森で伐採した薪を割り、釜戸でご飯をつくり、冬は暖を取るなど四季を通して、森林を体感し不便さを楽しむ企画。

活動レポート2 6月「郷土の森」の土壌生物を調べる  へっついさん基礎造り

日時 : 6月21日(日) 9時~15時
場所 : 郷土の森 及び 郷土の森学習体験棟
参加者: 自然体験クラブ児童3年~6年生18名 (欠席2名) 
指導者: 3名 : サポーター:7名  講師:1名  計11名
6月プログラム

午前 : ①小刀で鉛筆削り→ ②へっついさん(釜戸)造り→③野外料理
昼食 : 野菜いっぱいキーマカレー ゆで卵  トマト きゅうり(メニュー)
午後 : 土壌生物 観察

6月21日(日)小刀で鉛筆を削る練習から始めました。まず、さやの抜き方、扱い方、削り方の手本を見せます。どの児童も、小刀を扱っている時は真剣そのもの。使い終わった道具は、汚れを拭いて油を塗り返却します。6月のへっついさんは、基礎造りです。ブロックとレンガを積み、セメントで固め土を入れます。セメントチームと、土運びチームに分かれ作業開始。スコップやトンガを使って、固くなった土を解し運びます。廃材を利用して作った道具で基礎の土を固めます。初めて行う作業に興味深々!「何でも体験してみたい」が伝わってきます。使った道具を洗い、片付けを行います。野外料理は「野菜いっぱいのキーマカレー」スタッフに包丁の持ち方や、切り方を教わります。「カレーに大根入れるの初めて!」「畑のきゅうりをもいで来て」の声が聞こえ、昼食づくりが盛り上がっています。ご飯は羽釜で炊きあげました。森の中で、仲間と作ったカレーは格別です!スタッフの手作りしたテーブルと、丸太のイスも毎回大活躍!午後は、講師の先生をお招きし、「土壌生物」の観察です。チームごと、郷土の森の土を採取してきます。採取した土を振るいにかけ、中にいる小さな生き物を見つけ、特殊な器具で吸い上げます。大人の眼には確認しにくい小さな生物を見つけ、次々と容器に入れます。「ここにもおるで!」と集中力発揮。それらを、顕微鏡に接続したモニターテレビで観ながら、郷土の森に生息する土壌生物の名前や特色を講師の先生に教えていただきました。巨大に映る微生物に歓声をあげたり、笑ったり。児童にとって印象に残った貴重な体験は、自宅に帰って保護者の方に目をキラキラさせて一日の体験を話すそうです。私たちスタッフがおもしろいと感じることは、子供たちも同じです。


3年目になると扱いが上手になります

スコップで土を一輪車に積みます

粘土層の土はトンガで掘りました


一輪車でセメントチームまで土を運び

へっついさん基礎の土を固め

セメント作り


こねたセメントをブロックへ

へっついさんの基礎が出来てきました

汚れた道具を洗います


スタッフに教えてもらいキーマカレー作り

携帯用の釜戸でカレー仕込み中

上手にナタを使って薪割り


森の中は食欲が増します!

講師の先生から活動の手順を聞いています

チームごと、郷土の森の土を採取


土を振るいにかけます

吸って生物を採取 口には入りません

吸い込んだ生物



活動レポート1 5月「郷土の森」で活動スタート! へっついさん造りの準備
活動レポート2 6月「郷土の森」の土壌生物を調べる  へっついさん基礎造り
活動レポート3 7月Part1  「郷土の森」 ヒノキの伐採 
活動レポート4 7月 Part2   「郷土の森」 一斉草刈日
活動レポート5 7月Part3  「郷土の森」 へっついさん造り 基礎造り
活動レポート6 Part1  8月「自然体験クラブ・宿泊キャンプ1日目」 
活動レポート6  Part2  8月「自然体験クラブ・宿泊キャンプ2日目」 
活動レポート6  Part3  8月「 トロ箱を利用した刀づくりと へっつさんタイル貼り」
活動レポート8 9月「高野スギを使って木工・へっいさん造りコンクリート仕上げ」 
活動レポート10 10月「へっついさんプロジェクト最終日 」と 郷土の森「秋の自然観察会」

■別年度のレポート
2016年度 『今ぼくらが出来ること』森をつなぐ 地域とつながる 世界につなげる!! 実施レポート

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