速報レポート３

森のようちえん活動では「インクルーシブ教育」を重んじています。
障がい児が区別されず、差別されず、健常児と共生する教育現場作り。それが後々、障がい児が大人になってからも排除されない社会作りに繋がって行くと考えているからです。
発達障がい児が多く参加するこの活動の中でその特徴や傾向を皆が理解し、手助けをしたり、時にはぶつかり合いながらも同じ目標に向かって頑張っています。今週は「工具の使い方その２」釘を真っ直ぐ打つ練習です。簡単そうに見えますが釘が斜めになったり曲ってしまったりしてうまく打てません。何度も何度も釘を打っているうちにひらめきました。
そうだこの釘で絵を描こう！！そうです、釘アートです。

中には先に板に絵を描いてその上から釘を打つ子どももいます。子ども達の発想には驚くばかりです。

また、この活動を応援してくれている地元農家の皆さんから毎週のように指し入れをいただきます。子ども達が一生懸命活動する姿はおじいいちゃん、おばあちゃん達に輝いて見えるのでしょう。
この活動の目的の一つに地域の皆さんとの関わり合いを大切にする事とありますが設計や木材の提供をしていただく近隣企業の皆さんだけでなく「頑張ってね！！」と声をかけてくださる皆さんが多くなりました。
さて、いよいよ今日はみんなのお楽しみ丸ノコギリの使い方練習もしました。
保護者の方にもお手伝いして頂きました。初めて使う電動工具に子ども達は大興奮です。
保護者の皆さんも「子ども達のこんなにキラキラした顔は珍しい。」と驚いていました。
多くの方に支えられ見守られてこの活動を行えることを幸せに感じました。

プログラム検索に戻る