NO団体名主な企画内容
26 NPO法人 森のようちえん・太陽と緑の風クラブ(静岡県) 「僕らの夢、天まで届け!!ハックのツリーハウス作り」
地域ぐるみで育てる「ともそだて」をモットーに、地域の方から木材をもらい、設計士や建設会社からはデザイン企画や制作のアドバイスをうけるなど、子どもたちの憧れであるアニメトムソーヤの冒険に出てくる「ハックの木の上の家」を実現させる企画。

速報レポート8

開催日 9月26日(土) 9月27日(日)
参加人数 26日 12名(小1〜小5)27日10名(小3〜小6)

この日は天気も良く外で看板作りの続きを行いました。うまく凹凸が作れず作業は難航しています。下級生グループは彫刻刀が上手に使えず「もうペンキ塗ろうよ!!」とギブアップぎみです。しかしこの日のリーダーと女子チームは地道な作業を黙々と行います。




集中力がなく飽きっぽい子ども達、先行き不安に感じる事ばかりでしたがこのツリーハウス作りで驚異的な集中力と協調性、「俺はこうしたい!!」「私はこう思う!!」と発言する自発性、一気に成長した事が驚きです。
また、発達障害のある子ども達が今まであまりコミュニケーションを上手にとれずそれも仕方ないと思っていましたがこのツリーハウス作りには一生懸命取り組んでいます。自分の役割を理解し皆と同じ作業をする努力をしています、
「何でこれやるの?」と言う質問を何度も受け事情をしっかり話して聞かせるとちゃんと理解してくれます。順序立てて説明したり、計画表を見せて話をするとじゃあ私はこれをやるね、と自発的に行動出来ます。




日頃は挨拶する事も困難でお友達と仲良く遊ぶ事も出来ませんでした。攻撃的で時には暴力もありました。
しかし、このツリーハウス作りで変化と成長がありました。まだまだ準備段階ですが私達スタッフは毎週驚きの連続です。
また、ツリーハウスが出来たらたくさんのお友達や地域の方に見に来てもらいたい!!そんな子供たちの要望の中で「この場所がわからなくて迷子になると困るから案内図を作りたい!!」そんな声に応え「森のようちえん」の案内看板も設置しました。
電動工具を使用しての設置作業はドキドキでした。
女の子達の中には「キャー!!」と叫び声を上げる子もいましたが待望の案内看板設置に大満足でした。







最初はアニメで見たツリーハウスみたいな秘密基地を作りたいという子供らしい夢でした。
自分たちで作業を進め専門家の大人達との関わりを持ち計画の重要性を理解し始めると子供達の表情と発言に変化がありました。ステキなツリーハウスを作りたいだけでなく「みんなに見せ評価されたい。」という欲が出てきたのです。だからツリーハウスだけでなく森の清掃や周辺の草取りや清掃も一生懸命です。先日地元の農家さんに「荒れ果てていたこの農地がこんなにきれいになって本当にありがとう。」とたくさんのお野菜の差し入れをいただきました。子供達のパワーが衰退していく農業の中で問題視される耕作放棄地の有効活用になっているのです。
子供達の健全育成、地域ぐるみの子育て支援、荒れ行く里山の有効活用、このプロジェクトには多くのプラス要素があります。必ず成功させ三島市のワークショップのお手本となりたいです。






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