速報レポート１１

図面の完成です！！
いよいよツリーハウスの施工に入ります。まずは関係者が集まって細かい打合せを行いました。

設計士さん、大工さん、木材屋さん、そして私とで今後の計画を話し合いました。

全員のイメージを出し合い「子ども達の夢」を出来るだけたくさん盛り込んであげたい。大人も一生懸命です。
安全面や小さな子ども達、障がい児もみんな登っていけるツリーハウス作りに頭を悩ませます。
役所の申請などの問題もあり、先ずは小学生の子ども達が頑張って施工出来る範囲で完成し、その後周辺の木も利用した大々的なツリーハウスに育てて行こうという素晴らしいプロジェクトとなりました。

木の上の小さなお家をイメージしていましたが地域の皆さんのご協力で子ども達の夢が更に大きく膨らんで
ゆくゆくはこの森のツリーハウスに多くの親子連れが訪れるコミュニティー広場になっていくはずです。

図面を見て子ども達も大興奮です！！急いでツリーハウス作り開始です！！

建材も全て協力企業様からの提供です。本当に感謝です。

先ずは木に絡まったツルを切る作業から開始です。この急斜面での作業は子ども達も難航しました。
応援に来てくれた園児達もツルツル滑って大変でした。

「先生、この子の月曜日から金曜日は週末森に行くためにあるんですよ。」保護者の方から面白いお話しがありました。宿題やらないと、テレビばかり見ていると、ごはんを残すと、「あ！！じゃあ今週は森に連れていかないからね！！」の一言で迅速に行動を改めるんですよ。毎日指折り数えてあと何日で森に行けるって待ちわびているんです。以前はお小遣いでゲームソフトや漫画ばかり買っていましたが先日は工具箱が欲しいって貯金していました。剪定バサミを貯めていたお年玉で買ったんです。あの子すっかり変わりました。
素晴らしい事です。この事業を開始した頃には愚痴や文句を言いながらの作業もありました。暑い、寒い、疲れたと・・・やる気の出ない時もありました。今ゴール目前になり小さな小さなツリーハウス作りが予想もしていなかった大きな規模のプロジェクトになると知り更にみんなのやるきに火が付きました。
「地域ぐるみでともそだて」私がずっと目指してきた事が現実となってここにあります。
協力者の皆さん、保護者の皆さん、ボランティアスタッフのみんな、全てに感謝です。

毎週自宅から沢山のマイ工具を抱えて森に来る子ども達。

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