NO団体名主な企画内容
26 NPO法人 森のようちえん・太陽と緑の風クラブ(静岡県) 「僕らの夢、天まで届け!!ハックのツリーハウス作り」
地域ぐるみで育てる「ともそだて」をモットーに、地域の方から木材をもらい、設計士や建設会社からはデザイン企画や制作のアドバイスをうけるなど、子どもたちの憧れであるアニメトムソーヤの冒険に出てくる「ハックの木の上の家」を実現させる企画。

速報レポート6

活動日 9月5日(土) 9月6日(日)
参加人数  5日 15名(小1~小5) 6日 8名(小3~小6)

今回の活動では前回に引き続きツリーハウスの看板作りを行いました。
しかし、固い杉の板に彫刻刀で文字を掘るのは大変な作業です。なかなか深く掘れずこの日目標だった色塗りまでは出来ませんでした。




子ども達は口々に「設計図はいつできるのかな~」「まだかけないのかな~」と待ちわびています。みんなが描いた設計図と違ってちゃんと寸法を測ってどこが何メートルなのか1ミリの間違えもなく設計するんだよ、そんなにすぐには出来上がらないし設計士さんはみんながいない時に何度も森に来て木の寸法や傾斜の角度を測っているんだよ。と説明すると「設計図ってすごいね。僕も家を設計する人になろうかな。」
そんな会話がありました。子どもたちの夢はどんどん膨らみます。設計図を見せる日は楽しみです。




この彫刻刀を使用する作業は発達障がい児が多く参加しました。思うように作業が出来ないとパニックを起こしたり大声を出す場面もありましたが仲間が落ち着くよう促したり励ましながら何とか最後までみんなで一緒に作業をすることができました。
凄い成長です。重度の自閉症の子どもにも写真などでツリーハウスの説明をし、計画を順序立てて話すとちゃんと理解をし、看板作りを見て「ツリーハウスのでしょ?」と感心を持っている様子がありました。



ツリーハウス作りを始めて木工が随分上達した子ども達は作業の合間に刀作りをしました。
竹を割って刀の形にサンダーで削りました。
日頃はゲームばかりだった週末を今は毎週森に来て真っ黒になって作業をしています。一番喜んでいるのは保護者の皆さんです。家庭でも「よく話すようになった。」「あまり親に依存しなくなった。」等、嬉しい変化がたくさんあるそうです。中にはノコギリや金槌を買って欲しいとねだられ「森にあるでしょ。」というと自分専用のが欲しい!家でも物作りをしたいからというので喜んで買ってあげたという話もありました。「ゲームソフトをねだられるよりよっぽど嬉しいです。」と親御さんが報告してくれました。
次回も看板作りと実際に現場となる木の周辺、森の中の清掃作業に入る予定です。



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