NO団体名主な企画内容
31 京都市立朱雀第三小学校(京都府) 「「生命と人の温もりを感じよう!」」
命を支えてくれる動植物の存在を、身近に感じることの出来ない都心で生活する子どもたちが多くなっている。農業体験や海でのキャンプ生活を行うことで、命の重さを実感し、自分たちの生活には多くの人々が関わっていることを気付かせる企画。

速報レポート8 「団結・挑戦」 キャンプ1日目

参加者 児童49名 指導者10名(全員) 9月24日(土)

国立若狭湾青少年自然の家での4泊5日のキャンプがいよいよスタート。
所員の方にあいさつ,そしてお弁当を食べた後,最初のプログラムは「避難訓練」です。
施設の目の前は日本海。そこで万一に備えてまずは高台へ逃げる訓練,そして集合場所の確認です。


「あ~やっぱり下りはいいわ~」

「万一の時は荷物を取りに行かない。友達や先生もさがさない。待たない。とにかく上へ逃げるんだよ。」校長先生の言葉に大きくうなずき,約200段の階段を登って避難訓練をしました。

1日目「団結・挑戦」のテーマに掲げた力が最も試されます。「組み立て式いかだ」で大海原への冒険です。先生たちは簡単な説明をし,モデルのいかだ模型を見せますが,手は出しません。早くできたグループから海への冒険が始まります。


「重いけど,早く浮かべたいな」

ところが材料のうきや丸太の重いこと。波打ち際まで約100m運ばなければなりません。
でも弱音を吐かず,団結・挑戦を成し遂げたグループが次々と。
子どもたちの笑顔が輝きました。


「どう結ぼうかな?」

「見本はどうなってるのかな?」

「イェーイ!完成やあ」


「仲間が海に!ピンチ!どうする?」

「海風が気持ちい~い」

夜も団結・挑戦は試されます。見晴らしのよい海岸での星空観察。先生たちは星座板を渡すだけ。都会では見られない星の多さに驚き,夏の大三角を手がかりに方角を推測して,多くの星座を見つけていました。
「もう施設に帰る時間だよ~」の先生の声に,「え~ もっと見ていたいのに~」とのブーイングが起こりました。


「どっちが北やろう?」

「はくちょう座,発見!」



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