NO団体名主な企画内容
7 認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会(茨城県) 「田んぼの学校」
4月の種まきから1月に餅をついて食べるまで継続して、稲、田んぼ、里山の自然と関わり、地域の伝統行事、食文化にも楽しみ、稲作や自然環境、伝統文化について子どもたちが主体的に学んでいく企画。

速報レポート3 田んぼの学校 田んぼの整備(しろかきと米糠の施肥、畦と溝の整備)とサツマイモ苗植え付け

活動日: 5回に分けて実施:5月4日午前、午後、5月5日午後、5月15日午後、16日午後9時-16時
活動場所 土浦市宍塚 子ども田んぼ ふれあい農園付近、つるぐみ農園 
参加人数 小中学生28人、幼児8人、保護者30人、
     主催者側スタッフ各回3人のべ15人 、サツマイモ植え付け指導者1人。

 田んぼに入り、子どもたちが、バケツにわけた米糠を、「花咲か爺さんのように」まきながら、草をぬいたり踏み込んだりしながら、表面を平にしていく作業が田んぼの学校での代掻きです。終盤では排水のための溝をスコップや鍬も用いて掘り、中の泥水を長柄の柄杓ですくいあげ、土をもちあげて畦の整備もしました。
 4月に一度農家の方に小型手押し耕耘機で耕していただいたままの、でこぼこで草のはえた田が、次第に草もなく、平らになっていきます。昔牛馬などを用いて代掻きをしていたことがありましたが、ここでは、子どもたちが泥の中を走ったり這ったり、泥を楽しみながら踏んでまわる人力代掻きを行っています。最後には草のみえない平らな田んぼとしっかり水の流れる溝とあぜができて、田植えの準備完了です。泥をこねて、団子やケーキを作って楽しんだ子もいます。作業中オタマジャクシ、カエル、オケラ、トンボのヤゴ、クモ、アメリカザリガニ、ヘビなども見つけられたので、そのつど、みなで観察もしました。冬の行事で焼き芋をする予定なので、5月15日にはそのためのサツマイモの苗も駐車場に行く途中の会が管理している「つるぐみ農園」の畑に子どもたちが植えました。


田んぼは最初でこぼこで草もあります。

糠をまきつつ、糠がみえなくなるよう踏み込んでいきます。

次第に田んぼらしくなっていき


最後に溝と畦もととのえました。

泥をこねて 泥ケーキ作り

オタマジャクシ、ザリガニ、オケラなどをとって観察。右の1年生は泥の中を這って楽しんだので泥んこです。


代掻きについてワークシートを用いて勉強しています。

サツマイモの苗をうえました。



速報レポート1 田んぼの学校 開校式と現地見学
速報レポート2 田んぼの学校 たねまき
速報レポート3 田んぼの学校 田んぼの整備(しろかきと米糠の施肥、畦と溝の整備)とサツマイモ苗植え付け
速報レポート4 田んぼの学校 田んぼの観察会
速報レポート5 田んぼの学校 田植え
速報レポート6 田んぼの学校 田植え
速報レポート7 田んぼの学校 田植え最終日のさなぶり(早苗饗)
速報レポート8 田んぼの学校 田んぼの草取り
速報レポート9 田んぼの学校 生き物調べ
速報レポート10 田んぼの学校 かかし作りと稲の花の観察
速報レポート11 田んぼの学校 稲刈り前の準備と藁細工用藁の整理作業
速報レポート12 田んぼの学校 稲刈り

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