NO団体名主な企画内容
32 大津市立葛川中学校(滋賀県) 「「筏流しの再現」:葛川に古来より伝わる水文化「シコブチ信仰」を発信し、地域活力を高めたい!」
豊かな自然と土着の文化である「筏流し」を再現し、安雲川上流で伐採した杉を筏に組んで琵琶湖を南下する。筏には、全校中学生で取り組んだ商品を積み、街に運ぶ。運んだ杉を筏ベンチテーブルとして道の駅に寄贈する。

速報レポート12 「未来の丸太、学校林で植樹と枝打ち」

日 時 令和3年10月19日(火)
参加者 1年生徒7名、2年生徒4名、3年生徒3名、指導者1名、教職員7名

 全校生徒14名は、11年目になる学校林に出向き、担当する樹木の手入れと観察、卒業する3年生3名は、未来の樹木を育てるべく記念植樹を行いました。シコブチ信仰の発信は、葛川(安曇川流域)で育った丸太を街に運ぶ「筏流し」の再現です。樹木は長い年月をかけて大きくなります。その過程には「枝打ち」や「間伐」の作業が必要であり、山仕事の厳しさや困難さを実体験することが何より大切です。









 小雨が降る中、杉やヒノキの枝打ちを行いました。指導者からは、「下側から切り込みを入れ、上からノコギリで切り落とす」ことを教えてもらい、さっそく枝打ちにとりかかりました。枝打ちは、風通しを良く保ち、まっすぐな太い幹になるためにかかせない作業です。手の届く範囲までうまく切り落とすことができました。
 一方、卒業する3年生は、この活動を引き継ぐ後輩たちのために、ヒノキ6本の植樹を行いました。敷地の風通しの良い場所に、次々と植えていきました。鹿やサルの獣害から若苗を守るため、「ヘキサチューブ」を設置しました。この樹木を後輩たちが引き継ぎ、10年後、20年後には大木となって、今年行ったような「筏流し」がこの樹木を活用してできることを夢見て、今日の活動を終えました。



速報レポート1 「筏航行技術の習得」
速報レポート2 「子ども水力発電所建設計画」
速報レポート3 「アマゴつかみと地域発信」
速報レポート4 「筏の漕ぎ方の特訓」
速報レポート5 「イカダ作り、イカダ組み」
速報レポート6 「びわ湖イカダ旅1日目」
速報レポート7 「びわ湖イカダ旅2日目」
速報レポート8 「びわ湖イカダ旅最終日(3日目)」
速報レポート9 「ご当地ガチャ(トイカプセル)作り」
速報レポート10 「ご当地ガチャ(トイカプセル):スタンプ作り」
速報レポート11 「ご当地ガチャ作りのノウハウ」
速報レポート12 「未来の丸太、学校林で植樹と枝打ち」

■別年度のレポート
2020年度 自然を活用したアントレプレナーシップの育成:KCLプロジェクト始動!! 実施レポート

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