「北陽わんぱくクラブ」　トロッコ列車＆サイクリング　[8/18]

イベントの中でも毎年特に人気の、木次線・トロッコ列車＆サイクリングを開催しました。
猛暑だった今年、心配だったのは「窓がない＝エアコン無し＝暑い」と「子ども達が２時間近い乗車時間に間が持つか」の２点でした。
夏休みは超人気のトロッコ列車ですから１ヶ月前に団体枠で予約してあります。発車の時点ですでに満員で、鉄道マニアの方々も沢山なようです。

発車した瞬間、みんなが「うわっ、涼しい。」と声を上げました。
窓からの風がとても気持ち良くちょうど良い加減です。ずっと深い山の中で手を伸ばすと木々の葉に触れられそうです。子ども達も退屈するどころか、もう夢中で景色に見とれていました。

そして各駅毎に名物のお弁当が売られていて、事前に子ども達の希望を取り予約していたお弁当を受け取りました。
出雲三成駅の仁多牛牛丼弁当、駅舎蕎麦屋で有名な亀嵩駅の蕎麦弁当、それ以外にも車内販売でアイスクリームやスィーツ等、地元の名品が次々に現れて子ども達のテンションはどんどん上がります。

木々に触れるほどの近さなので虫も飛び込んできます。
その度に「きゃーっ。」と悲鳴を上げる子や、その悲鳴を聞いて嬉しそうに虫を捕まえていく子など、いろいろです。

出雲坂根駅では有名な湧水「延命水」をホーム脇で呑むことが出来ます。
５分の停車時間にみんな並んで呑んだり顔を洗ったり、昨年はサイクリング途中でここに寄った時にちょぅど帰りのトロッコ列車と一緒になりました。

しかし、ループ橋が見えるころから降り出した雨は三井野原では本降りになっていました。
仕方なくサイクリングは中止、全員トロッコ列車での往復となりました。
子ども達は「えー、雨でもサイクリングしたい。」と非難囂々でしたが、ループ橋等かなり急な坂を延々と下るコースなので雨のサイクリングは危険と判断しました。幸い、週間天気予報から怪しかったので、帰りのトロッコも全員分予約してあり良かったです。

さすがに帰りもだと幾らトロッコ列車でも飽きてきます。
雨はさらに強くなり窓のないトロッコ列車はちょっとずつ吹き込んできます。それでも子ども達は幾つかのグループに分かれ、いろんな話題で盛り上がっていたようです。
列車に乗ったまま往復で５時間、サイクリングは無かったのにぐったり疲れていたのは大人だけでした。

・雨のせいでサイクリングに行けなくて悲しかった。
・窓のない電車で風が気持ちよかった。途中から雨が入ってきてびっくりした。
・サイクリングはとても楽しみだったのに残念でした。でも、みんなと沢山おしゃべりして楽しかった。
・作りたてのお弁当がとても美味しかったです。
　サイクリングは残念でしたが、親子でじっくり会話が出来て良い思い出になりました。
・往復は辛かったですが、初めてのトロッコ列車は良かったです。
　次は紅葉の時期にサイクリングも兼ねて再企画して欲しいです。
・とても楽しくてテンションが上がりすぎ、車内販売で買いまくってしまいました。
　実はサイクリングが中止で親はほっとしています。

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