NO団体名主な企画内容
3 細越ホタルの里の会(青森県) 「故郷!北国の空と風の中の子供たち」
ホタルの保護活動や伝統的農法、海辺の体験を通して、地域の人々と交流を深めて、自分たちの生まれ育った土地の理解や、地球環境と命の大切さを学ぶ。

速報レポート6

実施期日:2010年8月9日(金) 9時30分〜11時
参加者:栄山小児童5〜6年 10人
    先生 1人 PTA 1人 指導者 1人
活動内容

カワニナ採取と水辺の生き物調査
ホタルの飼育は5~6年11人の年間を通じた課題である。6月にカップリング~産卵をした卵から,まもなく孵化がはじまるため,孵化した幼虫の餌を確保することが主とした目的で,合わせて水路の生き物の種類から水質の変化を観察する。子供たちはドジョウなど動くものに反応するが,じーとしているカワニナを見つけることは難しい。特に,この時期に初めて体験する5年生の反応に毎年興味を覚える。

活動の中で最もアピールしたい点

 水の中の石ころと区別のつかないカワニナを見つけることは難しいが,そのうえ,小さな幼虫のために小さなカワニナを採取しなければならない。できるだけ幼虫の生存率を高めるための大事な活動だが,毎年期待どおりにはならない。
 心配無用でした。経験のある6年は静かにひたすら採取を続ける。はじめての5年は「あった」・「何も無い」とにぎやかだが,それでも成果は劣らなかった。くもの巣が張り,ミミズが泳ぎ,足元をネズミが走る水路の中でも平気な栄山っ子は,偉大な研究者の卵である。

活動目的の達成度

 昨日の青く晴れわたった海とは比べものにならず,今日は田んぼの草むらが探検の場である。
 気の毒な気もするが,欠かすことの出来ない活動である。それでもいやがる子供はいない。カワニナの外,タガメやドジョウなどいつもと変わらない生き物を観察できた。

参加した子どもたちの声・意見など

・ネズミが目の前を走って行ったのでびっくりした。
・小さなカワニナが見つからず大変だった。
・ドジョウなどいろいろな生き物がいた。
・長くつに水が入って大変だった。(穴が開いていた)

反省点

・子供たちが入ると水路の水が濁り,水の中の観察が難しくなるため,事前に水量調節をしておく必要がある。


最初に,見つけなければならないカワニナのサンプルを指導者から教わる。

サンプルを手にし「ワー小っちゃい!」5年にとっては初めての体験である。             

「だいじょうぶ?ヘビいないかしら?」「だいじょうぶ!先に入って見せるから」草やぶは大人でも不安になる。


「いないなー」「がんばってさがしましょうよ」コンビのバランスが成果を左右する。

調査隊の側では,早くも稲穂がたれていた。暑いうちにも秋はそこまで来ている。

「やったー」十分な成果にばんざい。成果が自信を深め,次の学年へと引き継がれ,子供たちによってホタルは守られていく。


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