速報レポート3実施日 :6月16日18:00〜22:30
ロシア極東地域の青少年と交流
実施場所:島根県雲南市大東町 参加者 :こども 7人、大人 4人、サポーター 1人 ※期初計画になかった大きな事業であることから追加事業とした ・ロシア極東地域の青少年との交流にあたり参加者全員の自己紹介 サポーター 向井哲朗 環日本海国際定期貨客船(DBSクルーズフェリー)の就航1周年を記念して、鳥取県がロシア沿海地方から青少年交流団を招聘し、県内の青少年と交流を通じて友好交流の促進を図る事業が進められている。青少年交流団の一行が7月9日〜16日まで日本を訪問、7月10日〜11日の両日には、彦名地区チビッ子環境パトロール隊と交流した。来県したこども達は9才から15才までの小中学生19名と大人23名(観光局長、学校の先生、弁護士、会社社長、生徒の保護者等)の合計42名での大訪問団である。 ロシア極東沿海地方交流団一行と記念撮影(於:鳥取県日南町・日南邑 7月10日) 手づくり葉書きの指導をする向井哲朗(於:鳥取県日南町・日南邑7月10日) 初日の7月10日は、日南町の研修施設「日南邑」で『廃油ローソク作り』と『牛乳パックによる葉書き作り』を紹介、夜にはロシアの皆さんと一緒に作った手づくりの和風行灯に手づくりの廃油ローソクに火を灯もして入れ、その行灯の明かり囲んで歌って・踊って楽しく交流した。また、みんなが牛乳パックで作った手づくり葉書きでの情報交換を約束した。 翌7月11日には「中海」に客船で出て『中海水質調査』の体験学習を行って更に交流を深めた。ロシア沿海地方からの青少年交流団はこれ等の環境を基軸にした体験学習は始めての体験とのこと、真剣な眼差しで学習していた。帰国後は学んだことを早速実践してみたいとのこと、『廃油ローソク作り』『牛乳バックからの葉書き作り』のマニュアルと機材一式をお土産としてプレゼントした。皆さんにとても喜んでもらった。 (1)ロシアの子ども達と交流して 私は彦名地区チビッ子環境パトロール隊のサポーターとして、ロシアの子ども達との交流に参加しました。向井さんの指導のお手伝いをさせて戴きました。 紙漉きで、私は漉いた紙を新聞紙で挟んで乾かす工程とアイロンで最後まで乾かす部分を担当しました。新聞紙で挟んで乾かす際、何度も新聞紙を代え、水が新聞紙につかなくなるまで自らの体重をかけて踏みます。この作業をしっかり過ぎるくらいやり水分をぬかいと、アイロンをかける時間が大変長くなります。したがって、私は、紙を漉き終わった人や、十分に水気を取らずにアイロンをかけている人を見つけては、一緒に新聞紙で乾かす作業を行いました。退屈にならないよう、一緒にリズムに乗って飛んだり、ウォーキングのまねをしたりしました。何度も新聞紙を代え、「まだまだ乾いていないよ」と仕草で示すうちに「コマンダー」と呼ばれたりしました。別の場所にいても、私を探しては、「これでいい?」と聞いてくる子もいて、とてもうれしかったです。 今回の交流の前に、私は子ども達に「ロシアの言葉で『ありがとう』は絶対に覚えよう」と言いました。私も子ども達も、ロシアの子ども達に何度も「スパシーパ」と言っていました。それ以上に、ロシアの子ども達は、覚えた日本語や英語で私達に話しかけてくれました。子ども達同士、仲良くなって、夜には一緒にダンスを踊っている子もいました。ロシアのパンケーキをごちそうしてもらったり、腕相撲をしたりし手交流を深めました。お別れの際には、お互いの言葉で「さようなら」を言い合いました。 (2)貴重な体験 7月10日と11日の二日間、彦名地区チビッ子環境パトロール隊としてロシアの子どもたちと交流させていただきました。ロシアからは六歳から十五歳までの子供たちがたくさん参加していて、とても楽しく交流することができたと思います。 しばらくの休憩をはさんだ後、今度は牛乳パックを利用して作る葉書作りです。これも友達と悪戦苦闘しながら教えてあげました。 廃油ローソクの作り方を聞く参加者(於:日南邑7月10日) 晩ご飯はバーべキュウで、ロシア人、日本人混合で席に座りました。その頃にはみんな仲良くなっており、とても楽しく食べることができました。ウォッカを飲んで歌い始めるロシアのおじさんや、楽しそうに遊ぶ日本とロシアの子どもたちもいました。 翌日、日南邑から中海に移動し、白鳥号に乗り、米子水鳥公園沖で中海の水質調査をしました。直径30㌢の白い円盤を沈めて計る透明度や薬品を使って水の汚れの度合いを調べるCODを測定しました。水鳥公園沖の透明度は百五十㌢でした。また、米子湾で汲み上げた低泥は黒く濁ったヘドロで、卵の腐ったようないやな臭いがしており。ロシアの人もびっくりしていました。 中海の水質調査の後、食事会が終わればお別れです。せっかく仲良くなったのに…ととても悲しくなりました。「私たちもロシアに行って交流したいね」とサポーターの向井さんが言っておられたので、またロシアの子どもたちと交流出来たらいいなぁと思いました。 (3)ロシアの子ども達と交流して 7月10日、11日にロシアの子ども達と交流しました。私は小学校から彦名地区チビッ子パトロール隊に所属していたので、多くの外国の子供達と交流を重ねてきていました。だから、ロシアの子ども達と交流するのは二回目でした。しかし、今回はこどもエコクラブのOBという形だったので、とても久しぶりの交流会でした。 交流場所は日南邑でした。バスで行って、下りた時見たロシアの人たちはこどもから大人まで幅広い年齢の人達がいて、どの人も身長が高いなと思いました。その後、自己紹介をしてロシアの9年生と私は同級生ですが、9年生の子はとても、大人っぽくて信じられませんでした。小学一年生の子まで来ていて、とても可愛かったです。 船上で中海の水の汚れCODを測定するロシアの子ども 今回ロシアの方と交流させてもらってとても楽しい思い出を作ることが出来ました。私は、普段外国の方と接することがなくて少し緊張していました。でも、ロシアの方はみんな明るくフレンドリーで、とても楽しく交流することが出来ました。 他にも楽しいことがたくさんありました。晩ご飯でみんなで焼肉をしていた時、ロシアの歌を歌ってくださって初めてロシアの曲を聴きました。言葉の意味は分からなかったけれど、楽しい曲だと思いました。私達も『ふるさと』を歌いましたが、とても喜んでくれたのでうれしかったです。焼肉での交流の時に、ロシアのたくさんの人と写真を撮らせていただいて、たくさんの思い出を残すことが出来ました。 焼肉のあと、ホタルを身に出かけました。私は、一回ホタルを見に行ったことがあるけど、その時より今回の日南町でのホタルの数は多くてびっくりしました。ロシアの方もあのホタルの数の多さにびっくりし感動されたのではないかと思います。ホタルは、きれいな川でしか生きることが出来ないので、この環境をいつまでも守らないといけないと思いました。 速報レポート1 速報レポート2 速報レポート3 速報レポート4 速報レポート5 速報レポート6 速報レポート7 サマーエコキャンプin日南邑 速報レポート8 メダカ(シジミ)の探検調査 速報レポート9 使用済み割り箸を回収し紙に再生 割り箸を原料にしたパルプで葉書き作り 速報レポート10 エコクッキング教室 速報レポート11 環境新聞『中海』の継続発行 プログラム検索に戻る |