活動レポート1「ぐんぐん伸びろ、大きくなあれ!ぼくたちの小麦」日 時:5月
活動報告
場 所:長野県伊那市 参加者:6年文組児童33名 「麦を見に畑に行きました。畑に行くと,びっくりするほど大きく育っていました。早く自分たちの作った麦でパンを焼きたくなりました。こんなにいい麦が鳥に食べられてしまったら,もったいないので,ひとつぶも食べられないように鳥対策をしっかりとしたいです。」(SY) 昨年も小麦を育てたのですが,収穫寸前に鳥にほとんど食べられてしまい,ほとんど収穫ができずに終ってしまいました。子どもたちは,その悔しさに,「絶対,自分たちで育てた小麦でパンを作る」という思いが一段と強くなりました。昨年の10月,麦の種まきを前に,麦を蒔く場所を話し合いました。できるだけ多く収穫したいという思いから,学校周辺で小麦が作れそうな場所を見つけてきて,みんなで検討しました。「あの斜面は日が当たらないよ」「あそこは,いいんじゃない」等。話し合いの結果,4箇所に作ることが決まりました。その内の2箇所は,畑ではないので,一からの開墾です。特に学校横の斜面に計画した場所は,そこへ行くまでの道づくりから始めなくてはならなかったのです。しかし,苦労しながらも男子を中心に立派な階段状の道が出来上がりました。そして,耕し始めると手ごわいのは,石だけでなく,竹の根っこです。掘っても掘っても抜けません。汗びっしょりになりながらも懸命に作業を続ける子どもたちです。 |