NO団体名主な企画内容
23 伊那市立伊那小学校6年文組(長野県) 「文組ドリームプロジェクト」
自分たちで開拓した畑で小麦を育て、石臼で粉を挽き、りんご等から作った酵母を種にパンをつくりあげる。皆の「パン作りの夢」に向けて「食」を一から作り上げる。

活動レポート3「パンを焼くための石窯を作ろう」

日 時:7月~9月
場 所:長野県伊那市
参加者:6年文組児童33名
活動報告

 パンを焼くための石窯づくり,学校周辺の石や赤土を材料にして石窯を作ります。4年生の時から試行錯誤を重ねて,パンが上手く焼けるように工夫して石窯を作ってきた子どもたちです。
「天井が高いと火はよく燃えるけれど,パンが上手く焼けない。」「だからといって天井が低いと火がよく燃えない。」「窯が大きすぎても熱が上がらずうまく焼けない。」子どもたちのこだわりがあります。数回使うと,だんだん石が割れたりして崩れてしまう部分があります。数ヶ月単位で大きな修繕が必要になります。今年度もよりよい石窯にしようと,今ある石窯をこわして,1から作り上げます。ただし,今までに集めた石や土などの材料はかなり再利用できるので,前ほどは時間がかからなくなってきました。33人が4つのチームに分かれて,それぞれのチームで石窯を作ります。「モチパン」チームも話し合いの結果,石窯を作り直すことになりました。「火をよく燃やすために,前よりも屋根を少し高くしたら」「熱がたまるようにもっと厚くしたらどう」と,新しい石窯をよりよいものにしようと,みんなで知恵を絞ります。









子どもの感想

・火がよく燃えて,厚い窯にしたいです。でも早くやらないと時間がないので,協力してやりたいです。(BR)
・新しい金網を持ってきて曲げました。パンが多く入るように広くして入れやすいように少し高くしました。前の窯よりも厚くして,熱が逃げないようにしたいし,穴が無くなるように石をつめて丈夫にしていきたいです。パンがしっかりと焼けるような窯にしたいです。(KS)
・窯の上の土をバケツに入れました。石とかあって大変でした。バケツ4つ分あり,石窯にかなり使えそうできた。これからもがんばりたいです。(KR)

 骨組みに使うのは,鉄でできた丈夫な金網です。コンクリートの隙間に挟んで,みんなで力を加えて曲げていきます。暑い中,汗をかきながらの作業になりますが,泥だらけになりながらも作業の割り振りを自分たちで行いながら,窯の完成に向けて作業します。授業の時間内では,終らないチームは,休み時間や昼休みも使って作業をします。

子どもの感想から

・窯づくりでは,また土に水を加えて混ぜるねんどづくりの係でした。だいぶ土が多くできたので,窯の方を手伝うことにして,土をぬっていったけど,改めてその大きさに驚きました。これならいっきにいくつものパンが焼けそうな気がしました。(NT)
・今日は,昼休みにも窯に行きました。雨が降っていたので,来る人がとても少なかったです。少ししか進まなかったけど,これからがんばりたいです。(OA)
・今日,かまづくりでは,横のかべの所をもう1だん外側に石を置きました。なので,今日は横が少し厚くなりました。すごいスピードで窯が完成に向かっているので,うれしいです。だけどまだまだこれから厚くしていきたいです。(KS)









子どもの感想から

・今日,56時間目に窯を作りました。昨日の続きをやりました。まず,土を平らにして,そしてコンクリートを9つ3×3で置きました。ぼくと,TくんとYさんとMさんは,土と水で泥を作りました。あとの人は窯の石をつみあげたりしました。泥を少し塗り終わりました。あと,少しで作れるので楽しみです。(KR)
・もうすぐ,新しい窯ができそうになりました。集中してやっているので,予定よりも早く作れそうです。(BR)
完成までの見通しが持てるような段階に入ると,子どもたちの作業のピッチが上がります。休み時間や昼休みなども作業に集中です。窯の方が完成すると,雨が降っても窯が濡れないように,ビニールハウスの廃鉄パイプを骨組みにして,ビニールシートを覆い被せて屋根を作ります。子どもたちの思いのつまった4つの石窯が学校の中庭に見事に完成しました。











活動レポート1「ぐんぐん伸びろ、大きくなあれ!ぼくたちの小麦」
活動レポート2「今年こそ,鳥から小麦を守ろう!」
活動レポート3「パンを焼くための石窯を作ろう」
活動レポート4「小麦の収穫」
活動レポート5「小麦の脱穀」
活動レポート6「薪割り」
活動レポート7「石臼を使って小麦を粉にしよう」
活動レポート8「天然酵母に挑戦!」
活動レポート9「自分たちの小麦粉を使って,パン生地を作ろう」
活動レポート10「パンを焼くために火をたいて窯を温めよう」
活動レポート11「いよいよ,パン焼き」

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