NO団体名主な企画内容
23 伊那市立伊那小学校6年文組(長野県) 「文組ドリームプロジェクト」
自分たちで開拓した畑で小麦を育て、石臼で粉を挽き、りんご等から作った酵母を種にパンをつくりあげる。皆の「パン作りの夢」に向けて「食」を一から作り上げる。

活動レポート4「小麦の収穫」

日 時:7月
場 所:長野県伊那市
参加者:6年文組児童33名
活動報告

 地元の麦畑の収穫もだいたい終ったようですので,文組の畑の小麦もいよいよ麦刈りです。稲刈り鎌を手に,麦畑に向かいました。防鳥網をはずし,麦刈りの準備が整うと,麦を刈り始めました。
 「あれっ,土まで取れちゃった。」「根っこが抜けた。」麦を刈り始めると,あちこちで驚きの声があがりました。みんな稲を刈るのと違う手ごたえに気が付きました。稲は土に根をしっかり張り,地面も固いので,引っ張っただけでは抜けませんが,麦は簡単に根がとれてきてしまいます。だから,鎌で切ろうとすると力加減で茎が切れる前に根が抜けてしまいます。地元の麦畑の収穫の跡が,茎が高く切られているのは,そのためかもしれません。子どもたちは照り付ける日差しの中で苦戦しながらも次々に麦を収穫し,束にまとめていきました。









 台風が過ぎ去ったその日は,日差しも強く暑い日でした。汗をかきながらも作業を交替し,リヤカー3台に,次々に麦を積み上げられました。気が付くと,時間は10:30。子どもたちの顔にも疲労が見られます。畑以外の3箇所に作ってある小麦も刈り入れもしなければなりません。休息が必要だと思いました。「休み時間になったから,11:00まで休憩。今日はまだやることがいっぱいだから,学校帰って休みな。あと残った棒の片づけとかは先生がやるから」と,指示を出しました。子どもたちが次々とリヤカーを引っ張って帰っていきました。すると,「先生,私もやるよ。」という声。「いいよ。学校行って休みな。」言うと,「大丈夫。」とその子は応えて,棒を拾い集めました。「わたしも」と他の子も言いました。それに気付いた帰りかけた子もわざわざ戻ってきて,7人もの子どもたちが一緒に作業をしてくれました。学校へ戻ると11:00.次の活動の開始時刻でした。この話を集まった子どもたちにしました。次は,残り3箇所の麦刈りです。1番やっかいなのは,斜面です。斜面な上に,草がぼうぼうで,蚊もいます。網張りの時も一番苦労したのがこの場所です。「次は,さっきR君が言ったように分担してやろう。」と言って,どの場所をやりたいか手を挙げさせました。なんと,一番大変な斜面の所に,半分以上の人が手を挙げました。大変なのを自らすすんでやろうという気持ちが感じられ,子どもたちの育ちを感じ胸が熱くなりました。その後の活動ぶりも見事でした。斜面以外の所も少人数だったので思ったよりも大変でしたが,みんなのがんばりで,午前中に全部の麦の刈り入れが終わりました。









子どもたちの感想から

・今日はとても暑くて,かるのが大変でした。しかも,ささったりして痛かったりしたけどけっこう楽しかったし,とてもたくさん刈れたので,これでパンを作るのがすごく楽しみです。(TN)
・麦刈りは大変だったけど,この刈った麦ですごくおいしいパンを焼くのが楽しみです。絶対失敗しないようにうまいパンをぼくは作りたいです。(NT)
・斜面に開拓した畑は,草がとても多く,また,大きく網をとるのも一苦労でした。アレチウリの茎はとても痛く,足がすりキズだらけでした。「もう少しこまめに草取りをすれば,栄養を取られずに大きく育ったのかなと,少し後悔しました。でも,少しとれた,その少しがとてもうれしくみんなで1つとれるごとに喜びました。収穫は大変だったけど,耕す所から,網をはり,全ての事をやり切れたので,そこをやってよかったです。この小麦を使って,みんなで楽しく,おいしいパンをつくりたいです。(HH)
・今日,麦かりをしました。とてもすごい量が,畑にあるので,とても大変そうでした。やったら,予想通りで,とても難しかったです。畑は4つあって,とても大変でしたが,一つの畑以外は,分担してやりました。早く自分たちの麦でパンがつくりたいです。(KA)



活動レポート1「ぐんぐん伸びろ、大きくなあれ!ぼくたちの小麦」
活動レポート2「今年こそ,鳥から小麦を守ろう!」
活動レポート3「パンを焼くための石窯を作ろう」
活動レポート4「小麦の収穫」
活動レポート5「小麦の脱穀」
活動レポート6「薪割り」
活動レポート7「石臼を使って小麦を粉にしよう」
活動レポート8「天然酵母に挑戦!」
活動レポート9「自分たちの小麦粉を使って,パン生地を作ろう」
活動レポート10「パンを焼くために火をたいて窯を温めよう」
活動レポート11「いよいよ,パン焼き」

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